大阪ひき逃げ 従業員が姿消す
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大阪市北区の交差点で堺市の会社員、鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、約3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、府警曽根崎署捜査本部は容疑車両とみられる車を大阪市此花区内の駐車場で発見、押収した。所有する近くの建築会社の社長らから事情を聴いたところ、20代の男性従業員が事件直後に退社を申し出て、行方をくらませていることが判明。捜査本部は事情を知っている可能性があるとみて、この従業員を捜している。
捜査本部は、鈴木さんの同僚らの目撃証言や防犯カメラの映像などから、容疑車両を「黒っぽいワゴン車」とみて捜査。車が逃走した同市西部を中心に、特徴が一致する車両を捜査していた。
捜査本部によると今月1日、此花区の民間駐車場で、底部に事故によるとみられる傷がある黒いステーションワゴン車を発見。車は近くの建築会社の社長名義で、複数の従業員が使用していたことが分かった。事件当日に使用していたとみられる男性従業員が、事件があった10月21日から出社せず、数日後、会社の郵便受けに「辞めます」と書いた置き手紙をしていた。
捜査本部はこの従業員の行方を捜す一方、鈴木さんの着衣に残されたタイヤ跡との照合や車体の検証作業を進めている。
これまでの調べでは、事件は10月21日午前4時15分ごろ、北区梅田1の国道176号交差点で発生。徒歩で横断中の鈴木さんが車にはねられ、同市福島区吉野4の市道まで約3キロ引きずられて死亡した。死因は車に引きずられたことによる頭部骨折などの外傷性ショックで、事故直後に救護していれば助かったとみられることから、捜査本部は「未必の故意」による殺人容疑も視野に捜査している。
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