稼ぐFPに必要な年金事情(海外編) | FPビジネス起業支援情報館

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日本から海外(香港)へ渡り、国際派FP(ファイナンシャルプランナー)として、日本と海外在住のお客さんに支持されるFPへ。
海外に渡ったからこそ知り得たFP向けの情報も発信しますので、他のFPと違い、顧客に一目おかれる存在を目指しましょう!

ちまたでは、アベノミクスでこのまま日本復活か!?

いやいや、まだまだ眉唾か?

皆さんは、どう評論しますか?色々とお考えはあるでしょうが、



実際どっちでもいいんです。

我々FPは、その顧客に対してどれだけ有益な情報提供が出来るか?
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はもちろんですが、FPの皆さん自身がしっかりと戦略をもって

自分のライフプランの達成に向けて進んでいるのか?稼げているのか?

全てはそこからだと思います。

 顧客「いい事言ってるんだろうけど、このFPはどんな戦略をもって
    ファイナンシャルプランを実践しているんだろう??」

 顧客「言っている事は分かる気がするけど、私は具体的に何をすれば
    いいの?何か売りたいだけじゃないの?」

 と、本音は思っています。


そこでFPのブレないライフプラン達成への心構えこそが、同時に顧客の

幸せを共有していけるものと信じています。

顧客は信頼するFPの選んだプランを選びたい(マネしたい)傾向があります。

そこまで言われると嬉しいですが、個人個人対策が違いますからね^^;


ちなみに今回は、国際派FPとして海外の年金事情をお知らせします。


私は、現在、香港に在住しています。

毎日、日本との違いを感じながら、その中でも負けず嫌いな、というか

ハングリー精神旺盛な面に関しては頭が下がります。


ここ、香港は金融立国で、日本に一番近い世界の金融センターとして

機能しています。一応、国としては中国ですが、ルールは今まで通りの

香港ルール(英国流)ですね。デモの時も何ともありませんでしたよ。


よく、日本の知人から、香港って上海の近くだよね、、、とか

あの台湾のとこだよね。。。とか言われるけど、違いますぅ。


台湾の、もうちょい左下方向です。⬅さすがに調べてね!

⬇⬇ちなみにgoogle地図⬇⬇
日本上海香港台湾の位置関係




国際派FPとして、お金にまつわる情報を得る上では外せない国です。

もちろんシンガポールにも行きますが、香港は日本から近いので^^;



っと、香港紹介はまた別の機会にでもしましょう。


まずは、日本との年金制度の違いですね、ちなみに質問ですが、、



香港って年金があると思いますか????
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  ⬇
  ⬇

はい、正解は、あります。

会社員は企業と個人の折半での拠出です。⬅これは国の強制保険です。

払っていない会社があれば、日本と同じように取り調べを受けます><

 ※他、主要各国の年金制度の簡易説明のリンクを最後につけています。


制度運用のイメージとしては、401kに似ていますがより運用ファンドが

多く、より自由度が高いです。多くの日本人にはコントロールできないでしょう。


なぜだと思います?

その大きなヒントを日本の保険会社の知人に聞いた事がありますが、


 知人「401k運用は保険会社として引き受けても、儲からない・・・。」

 私 「なんで?」

 知人「この仕組みは、変動の大きいファンドを選択してもらう事で利益が

    でるんだけど、日本人は多くの人がそのまま貯金している感じ・・・」


それを聞いた時、当たり前!!と思いました。

お金の勉強してませんから・・・(上記含め、ざっくり書いてます。)

そうなんですね。我々日本人は色々と選べないんです。


香港は、金融センターだけあって世界中の様々な金融商品に触れる事が

できます。全部自分で試したくなりますが、身の丈に合わせて選んでいます。


何が言いたいかというと、香港人はそれだけ優良な金融商品に触れる機会が

多く、自分の権利である「年金」に関してもコントロール出来ている人が

ほとんどです。日本人と違いますね(⬅出来ている人もいるのでご了承下さい)



ただ、なぜか香港人は年金制度があるのに自身での運用も活発です。

 一番は「自己投資」でしょうか、、自分の給料をあげるために転職します。

 二番は「不動産投資」でしょうか、、但しお金持ちなので年金関係ないですね^^;

 三番は「積立ファンド」「一括ファンド」「保険」

 四番は「FX」「株」

 ※投資の種類はまだまだあると思いますが分かりやすいものだけ。。



これもなぜかというと、

 政府が「国の年金じゃ足りないので自分でも頑張ってね!!」

と言ってるからなんですね。正直です。リスクが取れない部分は教育でカバーする。

そんな方針を感じます。まさに英国のようです。


もちろん、香港版401kに関しても政府は世界有数の保険会社に委託し、キッチリと

監視しています。そうしないと国民は政府に対して、ものすごく抗議します^^;


それに対して、我々日本人は・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「消えた年金」「消された年金AIJ」「問題のもみ消し」・・・


我々がしっかり働いている時は、それこそしっかり徴収していくのに

このままの制度で運営すると、働けなくなった時には払わない、、払えない。


何を言ってるんだ!払わないはずが無いだろう!国の機関だぞ!!!


「70歳から支給で、支給額は今の半分以下!!これでどうだっ!」


FPの人はもちろん意味が分かるでしょうか、この「制度もの」に乗っかって

いる以上あるいみ仕方ありません。

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で終わってしまっては、FPとしての信頼に傷がつきます。

「やっぱり、人生厳しいんですね(ショボーん;;)」

って顧客に言わしてはダメです。


そこで国際派FPとしては、

 ①国の制度によらず➡いちいち国の動きに惑わされない。
  

 ②プロの采配のもと運用指示を仰ぎ➡世界経済の見通しを学ぶ。


 ③複利の効果を生かす➡教育費、年金にも使えるように。


 ④世界の基軸通貨で運用する➡「円」に対するリスクヘッジ。


 ⑤顧客も満足、あなたも満足➡嬉しくなります。


海外の金融インフラを十分に使いこなして、FPとしての地位向上と

顧客満足度を高めていきましょう!


「主要各国の年金制度」(日本年金機構より)