先ほどに続き税制関係です。
先ほど、所得税、相続税は増税・・・。
と書きましたが、贈与税は減税となりました。
これまでも住宅にかかる費用に関して贈与税が
かからないという方向でしたが、
今回、生活者としての3大支出の一角
そう、「教育費」
の減税が決まりましたね。
さていかほどか?1500万円!?
大きいのか小さいのか??
通常、何も考えずに多額のお金を渡すと「贈与税」
がかかるのですが、これまでは1500万円だと
50%!!も税金で持っていかれていました。
これでは大変ですね。かわいい孫のためにお金を
あげたいけど、それで半分はバカらしい。
何かいい方法はないものか・・・という悩みに今回
国が対策をうってあげた形になっていますね。
ただ色々と条件はありますが・・・。
それは、「信託」という仕組みを使う事が必須です。
どういう事かと言うと詳細はネットで調べてほしいのですが
ようは「教育費」以外に使わせないための仕組み(この件は)
という事です。1500万円のうち500万は塾、習い事費用
として認められますが、のこりの1000万円は純粋に教育費
えっ!?学校に支払う費用?
となる訳です。ここからは勝手な解釈ですが、子供がずっと国立
公立の学校に通った場合、実は大学卒業までに約1000万円
必要となります。私立にいくと費用は倍になりますからね^^;
とここまで書いておいて、おじいちゃんおばあちゃんの資産を
出来るだけ税金をかけずに次世代に引き継いで行ったとしても、
結局、お上の懐に帰っていくようになっています。
まっ、ご両親は子供がしっかり国公立にいくサポートをする事で
教育費の捻出の心配がなくなる。。。かもしれませんね。
私も、この仕事をしながら今の日本の資産の次世代移転をどう
スムーズに進めていくか?その解決策を提供していく事を使命
としています。60代以上の方が日本に金融資産の半分以上を
保有している現状ですからね。
ではでは!