2KDエンジン搭載ダイナルートバン修理記 | 笑顔を届けるカメラマン

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滋賀を拠点に撮影をする株式会社アドバンスクラフトのマネージャー兼カメラマンの奮闘する日々やちょっとした小話を綴ります。

トヨタの2KDエンジン積載のダイナルートバン修理記です。

さて、私の愛車ダイナルートバンですが、初年度登録が平成17年式、今年で12年選手ですが、私が購入したのは今から5年前の平成24年。

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京都の中古トラック専門店の共立自動車さんで購入しました。


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購入当時で7年落ちでしたが、走行距離は2.4万キロ、内外装共に新車と同じぐらい大変程度も良く価格も手頃で即決購入でした。

当然当初は問題もなく快調でしたが、購入から4年、10万キロを越えてから少しずつトラブルが発生し始めました。

まず最初のトラブルがインジェクターノズルの不調。

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これは2KDエンジン積載のハイエースでも同じ症状が多発していた様でネットで検索すれば沢山出てきます。

症状は当初白煙が増え、アイドリング不調、エンストとなり修理になりました。

古いデーゼル車しか知らなかったので、白煙や黒煙はデーゼル特有の物だと半ば諦めていましたが、インジェクターノズルがカーボンで汚れて不調をきたした様でした。

調子が悪くなってから様々な燃料添加剤も試してみましたが、そこまで悪化していたら焼け石に水で、瞬間は改善するものの結果ノズル交換になりました。

ノズル交換後はアイドリングも安定しましたが、長時間のアイドリング後の白煙は相変わらず、そしてマフラーからのデーゼル車特有の排ガス臭も変わらずでしたが、特に疑問は持ちませんでした。

次に故障したのが、エアコンのコンデンサーファン。

幸い猛暑だった真夏を乗り越えた秋口に異音と共にファンが回らなくなりました。

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このファンが回らなくなるとエアコン(冷房)が機能しなくなりますσ(^_^;)

家庭の室外機と同じ役割ですね。

そしてつい最近に故障したと思われるのがサクションコントロールバルブ。

5年10万キロ以内であればメーカーで無償交換されていたと言うのも中々不思議な感じですが、サクションコントロールバルブ交換の詳細はこちらのブログを参照下さい。

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写真右が2KDエンジン純正のサクションコントロールバルブで左が新品の交換部品。

同じ部品のはずですが、この違いは…

きっと何らかの構造上の問題があったのかな?と思われても仕方ない部品ですねσ(^_^;)

【故障したと思われる】と言うのは、以前のブログにも書きましたがテスターで診断しても症状が判定出来ないそうで、これが原因かどうかも分からないけれど、エンストの一つの原因にはなる部品です。

このサクションコントロールバルブを交換したら、今回修理した原因のエンスト以前の白煙や排ガスの匂いが一変し、アイドリング時のエンジン音まで静かになった感じですσ(^_^;)

2KDエンジン搭載したダイナは勿論ですが、200系ハイエースの前期型を乗られている方も同様の故障やトラブルがあるので気になられた方は是非ご参照下さい。

5年乗って過走行かつ高速走行などかなり車に無理をさせていますが、重大な故障はこの3箇所で、内2箇所が燃料系トラブルという事で、2KDエンジンにはこの様な持病がある様ですが、ダイナルートバン自体は最高に好きな車なので、今後も直しながらこの相棒と日本全国周りたいと思っています♪