iMedia Connection: Is Second Life Right for Your Brand?
話題のオンライン仮想世界「セカンドライフ」。
大手の広告主が相次いで、プロモーションのためのスペースを設けていますが、
この記事では、そういった広告主に対して、
「仮想スペースに進出する前に確認すべきこと」を6つの質問として挙げています。
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1. Can the brand commit to Second Life for the long haul?
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一、そのブランドは長期間、Second Lifeに居続けることができますか?
つまり、リアルの店舗と同様に継続するよう努力できるか、ということのようです。
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2. How can the brand demonstrate relevance to both Second Life and life in the real world?
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二、そのブランドがSecond Lifeとリアル世界での生活の両方に関連することを、どのように説明できますか?
つまり、Second Life内で求められるものとリアル世界で求められるものの関連性を理解しているかということ。アバターは病気になったり死んだりすることはないので、薬や生保、葬儀屋などだと関連性が薄くなるという指摘です。
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3. How are you going to measure success?
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三、どのように効果を測定するつもりですか?
オンラインでの売り上げか、自社ウェブサイトに誘導した結果か、それともリアル店舗への誘導結果か。はたまた、Second Lifeの住人によるマーケットへのフィードバックか。であれば、その目標は?測定の基準は?インフラは?
今一度確認が必要です。
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4. How are competitors faring?
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四、競合はどのように取り組んでいますか?
競合相手が、Second Lifeに一番最初に出店したあなたを出し抜こうとしているかどうか、「よく観察する」ということでしょう。
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5. Is the brand prepared to deal with its detractors in virtual worlds?
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五、そのブランドは、仮想世界で中傷する人々への対応を準備していますか?
Second Lifeの中には、商業的行為を問題視する人もいます。広告されるブランドのファンでない人もいて、リアル世界よりも酷く混乱を招こうと攻撃する人がいるようです。
そういった人々に対する準備も必要です。
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6. What realspace advantage will you gain from a campaign in Second Life?
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六、Second Life内でのキャンペーンで実世界にとってのどんな利益を獲得しようとしますか?
「露出」だけが目的であれば考え直す必要があるようです。より深いレベルでの相互作用を目指しているこの世界では、「露出」だけでは飛躍できません。
ついに始まったSecond Life日本語版ですが、
新しい広告主は今後も仮想空間内に進出しようとするのでしょうか。
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