人気テレビドラマシリーズの集大成となる時代劇映画「大奥」(林徹監督)の完成披露試写会が18日、都内で開かれ、主演の仲間由紀恵ら主な出演者が登場した。
会場には主題歌「運命」を担当した歌手の倖田來未も駆けつけ、総勢12人の豪華絢爛な舞台挨拶となった。
江戸城の大奥を舞台に繰り広げられる女性同士の愛憎劇を描いた「大奥」は、2003年からドラマがスタートし、これまでに3度シリーズ化されている。
映画は、大奥最大のスキャンダルといわれる大奥総取締・絵島(仲間さん)と歌舞伎役者・生島新五郎(西島秀俊さん)との秘められた恋「絵島生島事件」をベースにしながら、大奥に息づく女たちの愛、欲望、嫉妬、執念など女の生き様と本音を描いてある。
脚本を読んで作詞をした倖田來未は
「女性は強い魂を持った生き物なんだなと実感して歌詞を書いた。京都出身なので『大奥』の主題歌を担当できるのは夢のよう。運命を感じる」と感慨深げに話した。
仲間は曲を聞いて「すごく切ないけれど、女性の前向きな強さがこめられた倖田さんらしい曲」と賞賛。
一番怖かった場面を聞かれると仲間さんは「皆さん、眼力が強かったけれど、とりわけ杉田(かおる)さんの目が怖かった。人を殺しかねない目だなって……。いじめを受けるシーンはだんだんと快感になっていきました」と演技を楽しんだよう。
また名指しされた杉田は「ここにいない人のことを言うのはなんですけど、おっとりしていて裏切る井川遥さんが一番怖かった。しかも自分だけ幸せな結婚をして…」と話した。
これまでの大奥のキャスト陣の迫力もすごいですからね。
恨みや悲しみに暮れた女たちの声というのはテレビを通しても感じていました。
スクリーンで観るとそりゃぁもうド迫力で圧倒されるでしょうね。
女は怖いといわれますが、女の声に秘められた恐ろしさを感じることもできる作品だと思います。
公開間近!!