トワイライトIII 下 (ヴィレッジブックス)

ヴィレッジブックス()
¥ 777
[5]はらはらさせるわぁ~(2009-07-19)
ベラとエドワード。
共に生きる決心をして、ようやくハッピーエンドに近付いた…と思ったのに。
ジェイコブの真っ直ぐな想いはベラを苦しめる。
ベラのジェイコブを思う気持ちは本当に友情だけなのか。
一度に二人の人間(狼男と吸血鬼だけど)を愛することは出来るのか。

エドワードの愛は「究極」って感じ。
ベラが幸せになるためなら、なんでもするって。
ベラがいつも幸せでいられるなら、自分のことはどうでもいいみたい。
もしもベラがジェイコブを選ぶなら、それでもいいと言いながらも、
ジェイコブが近くにいるのを知りながら、
ベラにプロポーズしてOKしてもらった夜が一番幸せな夜だったと言ってみたり。
ベラのことが好きで好きでたまらないのだろうな。

そんな風に愛されてみたいと思いつつ。
次巻が待ち遠しい。

それにしても。
ジェイコブはどうなってしまうのだろうか。
ベラは何時、変身してしまうのか。
あぁ、続きが気になる。
[5]2人(2009-07-18)
2人も同時に人を好きになることってあるのでしょうか。
他人が聞いたらあまり良くないように聞こえますが、
決してわるいことではないと思います。
そもそも人を好きになることに理由をつけるほうが
難しいですよね;
問題は本人がどうするかで、ベラはきちんとけじめをつけて
自分のもっとも愛するひとを選んだことがすごいことだと思います!
個人的にジェイコブより俄然エドワード派だったので
最後は大満足です(^ω^)!
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きのうの神さま

ポプラ社()

[5]涙が出ました(2009-07-19)
地方の医療現場をとても丹念に取材されたのでしょう.取り上げられている情景,心情,特別なものではないのですが,とても心が打たれます.少なくとも私が感じたことがある,何とも言葉にできない”におい”,”きゅんとなる気持ち”,自分でも感じるいやなところが,嫌みなく,ユーモアーを交え,悲観的でもなくつづられています.その中で平凡な日常を過ごしていく一人一人が大切に扱われていく目を感じます.ディア・ドクターが最も心打たれた作品でした.この数年の読んだ中では最もすごさを感じます.これだけのものを作るのは大変だと思いますが,次回作にも期待したい作家です.
[5]西川監督の言葉(2009-07-18)
映画「ディアドクター」を観てから購入しました。
幸運にも西川美和さんの本書に関するお話を映画館でお聞きしたので、それについて記させて頂きます。(内容はテープの起こしでは無い為中略及び語異はご容赦願います)

「本書は映画を制作するにあたって何人かの僻地医療に携わる医師の方を取材させていただきました。そこで映画に入れられなかったこぼれ話を形に残そうとしたものが『きのうの神さま』です。ですので映画本編の内容には全くかすらない別の話なのですが、良かったら読んで頂ければと思います。」

直木賞には惜しくも落選してしまいましたが、この夏のオススメな1冊&映画です。
[5]映画監督の目(2009-07-15)
この短編集が書き下ろしであることにまずは驚きを持って読んだ。よく似たトーンの作品をこうもうまくオムニバスにしたものだと思った。

正直なところ西川美和という映画監督も小説家も僕は知らなかった。
しかしながら、小説に出てくる人物の切り取り方はいかにも映画監督がカメラの向こう側から見た姿に相違なかった。この抒情詩のような小説をどう映像に変換するのかに興味をもった。

さて、今晩第141回の直木賞が発表されるが彼女の受賞はあるのだろうか。興味は尽きない。
[4]作家としても才気溢れる西川美和のもうひとつの「ディア・ドクター」(2009-07-05)
映画監督西川美和の新作「ディア・ドクター」は、心優しさとさほんわかとしたユーモアにくるまれながらも実に奥が深い、色々と考えさせられる映画だった。
文句なく今年のベスト1を狙える傑作だが、まずは映画を観てから、と封印していた直木賞候補の原作も早速購入。でも、これが短編集なんですね。いささか拍子抜けしたものの、作家としても大変な才気を感じさせる彼女の待望の新刊である。映画の余韻も冷めやらぬ中読み切った。
少女期における微熱的な心の揺らめきと得体の知れない嫌悪感、無医村での代診医が遭遇する老人の町の孤独、思慕する偉大な父親への深い愛情に囚われもがく男。
ちょっとした行間から醸し出される感情の綾。
何気ない日常の隙間から漏れ出してくる深層心理。
彼女らしい人間凝視と洞察力の見事さは相変わらずだ。
彼女自身があとがきで触れているように、本書は飽くまでも、本編の脚本、プロット構築のプロセスから企画、生まれた映画の内容とは別の創作。ただ、伊能治、大竹朱美、鳥飼りつ子と言った映画でのキャラクターは登場し、彼らの後日談ならぬ過去が語られる。
そして、映画では殆ど触れられる事がなかった伊能と年老いた父との関係、彼が肌身離さなかった父のネーム付ペンライトへの想いに、新たな切なさがこみあげてくる。
映画を観て感動した方は押さえておいていい作品だし、本書をまず読んだ方は、是非映画本編をご覧になる事をお薦めしたい。
[5]それぞれの『普通』を見定める珠玉の短編集(2009-07-02)
本書は、映画監督であり

また自身が脚本を手がけた『ゆれる』を小説化するなど

小説家としても活動する著者による短編集。


本作に収録されるのは

一人しかいない医師の代わりに

さびれた漁村にやってきた代理医を主人公にした『ありの行列』


長年、研究室に勤めてきた医師が

定年後、田舎の診療所に赴任することになる『満月の代弁者』


―など、地方の医療にかかわる人々の姿を

鋭くい観察眼と、温かい筆致描いた5編。

著者が映画監督ということもあってか、文章がとても視覚的で、

人物や情景が、目の前に生き生きと浮かびあがるように感じました。


個人的に印象深かったのは『ディア・ドクター』

医師になる夢を断念し、東京の医療メーカーに勤める兄と

地元に残り、両親のそばで暮らす弟。

父の入院をきっかけに家族の過去が回想されます。


家族ならではの反目と和解、

身近な人の老いや死に向き合うの重みが

ズッシリと伝わりますが、

ほどよいユーモアがそれを和らげ、清清しい読後感が残ります。


多くの人々の『普通』を見定め、

そのかけがえのなさを伝える本書。


著者の作品が好きな方に限らず

一人でも多くの方に読んでいただきたい著作です。
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贖罪 (ミステリ・フロンティア)

東京創元社()
¥ 1,470
[4]以前の作品と比べると・・・(2009-07-22)
 以前の2作品と比べると、本書が一番読みやすかったです。おどろおどろしい感覚がなくなり、意外性が数多く見られたので、私は○でした。
 物語の展開パターンは3作品とも良く似ているのですが・・・そろそろ当たらしパターンも読みたいです。
[4]女性は好きな感じの作品かも。(2009-07-14)
皆さんのレビューを読んで感じるのは、
好きとキライが極端だなと言うこと。
作品の感想を置いておいてこの原因を考えると、
女の嫌なところが見えすぎるからなのではと言う結論です。

本作が一人一人の独白というスタイルをとっているところが、
赤裸々感をいっそう募らせるような気がします。
同じ女性としては、友達同士がこっそり話しているのを聞いてしまった感じで、
面白いなと思ったのですが、
この、女・女したところが男性には受け入れられないのかもしれません。

それから「終章」は多分、どんでん返しという意味で付け加えられたと思うのですが、
無かった方が全体が締まった様に感じます。
でもそうなるとまるっきり「告白」の二番煎じで、
素直に面白かったとは言えません。
とはいえ、間に挟まれた作品「少女」は途中で投げ出してしまうくらい、
興味が持てませんでした。

一人称で書く小説というのは、作文のように自分の感情を入れやすくて、
比較的書きやすいんだと思います。
次作で作者の真価が問われるのではないでしょうか。
[2]もっと丁寧に(2009-07-13)
基本的な構成や手法、そして底意地の悪さというか、悪意に満ちた作風は「告白」や
「少女」と共通しており、良くいえばベタ、悪く言えばワンパターンな印象。

ただ設定があり得なさ過ぎるのと、作品を連発しているせいか内容的な盛り上がりに
欠ける印象がしてしまいました。

元々携帯小説風の軽い文章を書く作家さんではありますが、もうすこし一作一作を大切に
するというか、推敲を重ねるようにしないと今後デビュー作以上の作品は期待できない
と思います。
[3]親が読んだら…(2009-07-09)
いつもと同じ1人称で語られるのですが、それとこれも毎度の事だけど読んでいて登場人物全員に気持ち悪さを感じます特におとな達に…でも子供を持つ親が読んだら子供の育て方や接し方にとても勉強になると思います
[4]構成が告白と似ている(2009-07-05)
約50ページの章が5つと約10ページの終章で成り立っている作品です。
15年前に起きた少女殺害事件の関係者である4人の女性の告白が4つの章で描かれ、残りの1つの章である人物(事件の最重要人物)の告白が描かれています。
5人の告白が各章で書かれるという点でデビュー作の「告白」と非常に似た構成になっています。(このような書き方が好きなのか、あるいはこのようにしか書けないのかはわかりませんが)
人間の嫌な部分が描写されるのが特徴で、前二作同様暗い話で、事件関係者が全員不幸になるため好き嫌いは分かれると思いますが、ラストシーンは今までの作品と比べると後味は悪くありませんでした。
事件の犯人と真相については、最後に衝撃的などんでん返しがあるわけではなく、5番目の章からじわじわと明らかになっていくという話になっています。
全体的に暗い話ですが、読みやすい文章なので「告白」が好きな読者ならば楽しめると思います。逆に構成や話の雰囲気が「告白」に非常に似ているため、「告白」が嫌いな人は読むのをやめておいたほうが良いです。

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- 少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
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運命の人(四)

文藝春秋()
¥ 1,600
[3]1~3巻と盛り上がってきただけに・・(2009-07-05)
4巻目は少し期待はずれでした。
沖縄戦の悲惨さの記述に前半が割かれていますが、これなどは別に本著以外にも既にいろいろと語られている通りで目新しさはありません。また、本を読まなくとも沖縄の旧戦地(ひめゆりの塔とか)に行ったことある人なら悲惨な歴史に接している筈です。
弓成記者の裁判で存在が問題になった、米国と日本政府の密約公文書が見つかった場面の記述も特に感動的というわけではありませんでした。
(密約が事実であったとして、弓成記者は冤罪被害者というわけではないでしょうし。)
ただ、弓成記者は霞ヶ関や永田町に出入りしてひたすらスクープと出世(将来毎朝新聞の社長候補と言われた)を追い求める謂わばエセジャーナリストから、最高裁判決後の失意と挫折感にさいなまれるなか、南国の島への逃亡と隠遁、沖縄での人々との交流を通じて、本当の意味でのジャーナリストに変わって行ったのではないか。
新聞記者はもちろん、世のジャーナリストといわれる人に自問自答してほしいテーマでもある。一流といわれる新聞社は発行部数を伸ばして利益を上げるのが使命ではないはずなのだから。
作者の伝えたかったことはそこではなかったかと思う。
[5]「運命の人」の圧巻(2009-06-28)
 2009年で一番の本になりそうです。

 沖縄戦の悲惨さについては、少しは知っていたつもりでしたが、本書では涙なしには読めませんでした。沖縄本島の住民の3分の1が死亡した事実。集団自決の状況。泣き声が洩れるため絞殺される幼児。沖縄方言が通じず日本兵にスパイ容疑で射殺される者。

第2次世界大戦のきっかけについて触れませんが、戦争中の日本の本土、また戦後の日本の発展は、少なからず沖縄の犠牲の上に成り立ってきたことは事実でしょう。
戦争中は本土決戦を遅らせるための場となりました。戦後は、日本の安全保障のためとは言いながら、日本人・沖縄県民をなめきったような米軍の傲慢さ・横柄さに耐えしのんできました。米兵は婦女暴行を繰り返し、中には小学生も被害者になってきました。

 現在の日本は、米国をはじめとした海外を相手とする貿易立国であり、米国を無視しては、国民は食べてはいけないとは思います。しかし、この沖縄の状況を知るほど、現在の日本人の米国に対する考え方や接し方が、表面的でかつ経済的な利益のみに偏っている気がしてなりません。

 最後に、主人公の弓成に目を向ければ、奥さんと再開する場面も感動的です。世間からのバッシングにも関わらず、一人の人を信じ続けた奇跡を感じました。


[5]第4巻を読まずして「運命の人」を語るなかれ(2009-06-27)
ようやく発売された4巻を読み終え、感無量です。寝食を忘れ、これほど読書に没頭したのは何年ぶりでしょうか。非常に難しい問題を、わかりやすく小説にし、読者をぐいぐい引き込んでいく山崎豊子さんの作家としての力量は、やはりすごいです。
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- 運命の人(三)
- 運命の人(二)
- 運命の人(一)
- 骸骨ビルの庭(上)
- 骸骨ビルの庭(下)

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

角川書店()
¥ 580
[4]勇気をもらいました。(2009-05-21)
自分を信じる事や、ゆだねる事の大切さに改めて気付かせてくれました。
幻想的で、絵本のように、楽しみながら読むことが出来ました。
読んだ後、自分にあてはめてみると、現実的にたくさんのことに
気付かせてくれました。
自分の人生や、自分の気持ちを、もっと大切にしようという気持ちが
わきました。

ただ、もっと踏み込んで書いて欲しい・・・と感じる箇所もありました。
でもそうすると、絵本的な魅力はなくなってしまうのですが・・・

人生に悩んだ時に、オススメの本だと思います。
[5]全ての事象には前兆があるのか(2009-02-27)
結構有名どころですが、

僕が読んだのは高校生のときでした、いろいろ考えさせられた言葉もあります。全ての事象には前兆があるというもので、哲学の要素が含まれますね、捉え方によっては宗教的だなと感じられるかもしれません。しかし、ストーリ的にはかなりセンスいいと思います。

高校生だった僕にはちょっと物語的要素が強く感じられましたが、ある種の宗教的パワーとかは人が強く念じれば実現が可能なのかもしれません。
それは只の自己暗示で人間の無意識下において実行されうる現象かもしれないということは、可能性として否定できません。
[3]読んで損はないレベルかな(2009-01-12)
世界各国で高い評価を得ている理由は分からないではないけど、主人公のサンチャゴの夢が、経済的な富(宝)を得ることである点に違和感を感じる。そんな俗っぽい夢ではなくて、純粋で尊い夢を追い求めてくれたら、もっと共感ができたのになあ。読んでいて、そのことが常に頭にこびりついてしまって、素直に感動できなかった。
その他、文化的・宗教的な知識がなかったからか、すんなりと入ってこない部分もあった。
でも、読んで損はない本だと思う。
サンチャゴとファティマとの恋を描いたところは好きだな。
[4]自己啓発に役立つと聞いて読んでみましたが(2008-12-12)
 私は自己啓発系の本だと聞き、この小説を買い求めました。

 内容としては、自己啓発というよりもファンタジーの割合が多いですね。でも本物の錬金術師(アルケミスト)が出てくるような内容ながらも、ディティールがしっかりしていて奥深さが感じられます。いかにも1世紀前のスペインの山奥だとか、砂漠の静けさ・・・などをイメージさせる文筆はさすがだと思いました。価値感の違い、などが特に聞いています。
 ファンタジー寄りではありますが、自己啓発の部分が(直訳と間違えかねられない、すらすらとは読めない文章も)あるからこそ神秘的になっていて、切っても切り離せないと思いました。
 たまにはこんな人生の知恵、深い気持ちを味わってみるのも、自己啓発としては悪くない気がします。
[5]悔いなく生きるために(2008-12-09)
生きることが「守られること」ではなく、「死と共に歩むこと」であった時代、私たちはたしかに私たち自身の人生のあるじだったのだ。
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- 11分間 (角川文庫)
- 第五の山 (角川文庫)
- ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

新潮社()
¥ 460
[5]成功者の実体験録(2009-07-19)
 成功者の実体験なので大変参考になります。
 特に若いころの銀行とのやりとりなどは、まさに
銀行側の企業を見る目がないことを如実に物語っています。
 表題のとおり一勝九敗であっても一つのビジネスモデルが成功
すれば、それは確実に収益を生む柱となるのです。
 成功に裏打ちされた言葉は重みがあります。
[4]失敗学(2009-07-14)
ユニクロが今の形になるまでの、苦労、歴史、そしてそこから生まれた企業理念をまとめたもの。
著者ははじめ経営に詳しくなかったようで、そのあたりの苦労話はとても参考になる。
また、題名にも表れているように、失敗に対する考え方が特徴的。
経営理念にもそれが反映されている。
今後、ユニクロのCMを見る目が変わりそうです。
[4]商品そのものよりも企業姿勢を買ってもらう。(2009-05-06)
沢山あるファーストリテイリングの経営理念の一つ。
商品に圧倒的な力がある・差別化が出来るごく一部の商材を扱う会社以外の大半の会社に
あてはまることじゃないでしょうか。
ぱっと見はそんなに変わらなくても例えば品質管理だったり、アフターサービスだったり。
商品を買うのは消費者にとってはいわば「会社そのもの」を買うようなもの・・・と
思って商品企画や販売にあたらねばならない。
柳井さんの理念がわかりやすく解説されています。
[3]ユニクロで働きたい人は必読(2009-04-11)
いわゆる経営哲学や経営学を体系だてて説明する本ではないが、柳井氏がユニクロの経営者として素直に考えや心情を綴ったものであり、退屈せずに読めた。

ユニクロの従業員はもちろんとして、これからユニクロで働きたい人は柳井氏の考えをしっかり理解して働くためにも必読の書であろう。


[3]ユニクロのフリースを買いたくなりました。(2009-04-06)
誰もが知っているユニクロの創業時からの話しが書かれています。

柳井さんの経営哲学、ユニクロをどうやって
世界に通用するような企業へ成長させたか。

惜しむことなく書かれています。
ただ、何でかスラスラと読み進めることができませんでした。

おそらく・・・内容は良いものなのですが、
それぞれの人物象、風景などが読んでいるなかで
うまく思い浮かべることができなかったのかと。

自分の読解力が足りないのでしょう。

ただ、将来経営に携わっていきたいひとには必見の内容かと思います。

最近ユニクロの服を買っているのですが、
生地も柔らかく、何よりも着心地が良いですね。

着こなしの仕方を工夫すれば
安いし品質も良いので助かります♪

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- なぜユニクロだけが売れるのか―世界を制するプロモーション戦略と店舗オペレーション
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- ユニクロ・柳井正―仕掛けて売り切るヒット力

偽物語(上) (講談社BOX)

講談社()
¥ 1,365
[5]ファイヤーシスターズ(2009-06-15)
暦の妹でありファイヤーシスターズ実戦担当の火憐の物語。

正義を貫く少女。その正義感が事件を生んでしまう。

この物語は火憐の物語ということで暦との兄妹会話が良かったです。


暦も火憐と仲が悪いと言うが火憐は暦にとって自慢の妹でもあり大切な妹でもあるんだなと感じました。

めちゃくちゃ面白かったです。
[5]阿良々木ハーレム(2008-10-25)
まず、「上下巻だから...」と買うのを、読むのをためらっている貴方!OKです。買っても読んでも!『この後、どうなるんだよ!次はいつ出るんだよ!!』はなしになってます。私も、この本を読み終わって安心しました。ふぅー

西尾氏&このシリーズのファンの方なら、おなじみだとは思いますが、ついついよんでいると顔がニヤリとほころび、にへらとわらってしまう一冊に仕上がっています。阿良々木ハーレムを堪能できる一冊です。


[5]いつも通り……なのか?(2008-09-06)
言うまでもない掛け合いの面白さをはじめ、(このシリーズに対する)期待を裏切らない一冊でした。楽しかったです。


が、最後の最後、さらっと読んでいると気付かないかもしれませんが、強烈な問いがふと置いていかれます。暦とひたぎの恋人関係ってもしかしたら……、というifでもあり、そして二人の今後に何かを暗示するような、あるいはそう思わせて特に何もない「これまで通り」が続くのか。思えばこれまでも何度かこっそりと示唆されていましたが、西尾はここではっきりと示してきたわけです。
どうということも(少ししか)ない日々の、不条理さ、偶然性という「怪異」。今あるすべてのものは、その「怪異」によって作られ、そしていつでも壊されうるということ。

一見本編とあまり関係ないようにも見える前半の「ハーレムルート」も、それに至る伏線と見ると、それが一見おもしろおかしいただの日常でしかないだけに、かえって刺さってくるものがあります。
[5]やっぱり面白い(2008-09-06)
化物語の後日談と言うことで、大変期待していた本作ですが、十分楽しめました。
シリーズ特徴の、キャラ同士のテンポの良い掛け合いは健在。
更にレベルアップしていたようにも感じられます。何度も声をあげて笑いましたw

本作、偽物語では、化物語・傷物語で本編に直接絡むことはなかった、主人公の妹達である
火憐と月火に焦点が当てられています。
どちらも個性が強く、良いキャラをしています。
改めて、西尾氏はキャラクター創作が上手いと思いました。
シリーズ主要登場人物総出演、偽物語、是非オススメします。

追記。
作中でも多く触れられていましたが、ついに化物語がアニメ化ですかw
そちらも楽しみです。
[3]アニメ化されるから続編?(2008-09-05)
『化物語』,『傷物語』につづくシリーズの3作目で書きおろし作品.
主人公の妹たちの物語で,時系列としては過去作よりあとになります.

とはいうものの,語り部も兼ねた主人公は全編を通じて出ていますし,
前半は,代わる代わる登場する過去作のヒロインらとのやり取りが中心.
そして,半分を過ぎるころにようやく『本編』がはじまるという展開です.

ただその前半,おなじみのにぎやかさはいつものように楽しいものの,
ほとんど本編には関係なく,『新たな物語』という点では物足りません.
後半は後半でバトルにほとんどが割かれ,ほかの気になる場面はあっさり.
『偽物』と絡めた展開はよかったのですが,もう少しバランスがよければ….

お得意の掛け合いも,さすがにシリーズ当初ほどのインパクトはなくなり,
ギャグやツッコミ,エッチな場面など,ワンパターン化は否めないところで,
お得意の小ネタもマニアックになって,ピンとこないものがいくつかあります.

完結したはずの物語の続編で,ファンとしては歓迎すべきなのでしょうが,
登場人物に喋らせていた「アニメ化されるから続編云々…」というセリフが,
自虐のジョークとわかっていても,読了後にはなんとも皮肉に感じられます….

なお,もうひとりの妹をメインにした下巻は09年06月に刊行予定とのことです.
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