昨日は読んで下さっているみなさんに残念なことをしてしまったので、今から約一週間、お詫びに皆さんのお役に立つような事を書いていきたいと思います。
突然ですが、皆さま、死戦期呼吸って知ってますか?
死戦期呼吸とはしゃっくりをするような呼吸で心停止した直後にしばしば見られます。
それでは皆さま、心室細動って知ってますか?
心臓が小刻みに震えているような状態で、本来の心臓の働きであるポンプ作用(血液を全身に送り出す作用)が全く出来ていない状態です。
若い子がスポーツなどをしていて、倒れて意識がなくなっても、
うまく状態観察ができていないと、
この死戦期呼吸を呼吸アリと捉えてしまい、
また、心室細動を脈アリと捉えてしまい、
【蘇生が遅れる場合があります。】
死戦期呼吸ってどんなの?
今時、YouTubeもあります。
検索してみて下さい。
心室細動ってどんなの?
写真の心電図のような状態です。
(だいたいイメージ付きますか?)
医療ドラマとかで、看護師が焦って「先生、VFです‼️」とか言ってますね。アレです。死に瀕した非常に危険な状態です。
このような場合、すぐに電気ショックを与えて、心臓の拍動のリズムを正常に戻るようしてあげないといけません。
心停止してないのに心臓マッサージやA E Dをしてはいけないといいますね?
確かに、心停止してないのに心臓マッサージやA EDを使うことの弊害はあるようです。
でも、ためらって蘇生処置しない事の弊害の方が大きいです。
蘇生が1分遅れると蘇生率は7~10%低下します。
救急車が到着するまで全国平均6分だそうです。待ってては60%下がりますね。
我が子が、愛する人が、死戦期呼吸、心室細動になっていても呼吸アリ、脈アリと考えて蘇生しなければ、蘇生率は下がります。
皆さん、ぜひ勉強してみて下さいね‼️