え~
前記事で紹介しました爪切り、『爪ぱっくん』なんですが。
昨夜早速ヒネの爪を嬉しそうに切ったワタシに、
いやワタシというかヒネにw
悲劇が起こりました
そう、あれは、頼んでおいた通販が続々と届いた日の夜。
(しばらく小説調でお楽しみください。)
月末に届く請求書のことをしばし忘れ、
ワタシはウキウキしながら梱包をほどいていました。
イロイロ買った中でワタシが密かに楽しみにしていたのは、
「切った爪が飛ばない」とうたわれた爪切り。
ペリカンを模ったその爪切りは、
くちばしの下(アゴなのか?)に切った爪がたまる設計になっていて、
ヒネにもワタシにも苦痛でしかなかったヒネの爪切りが、
これで時間も負担も軽減されて楽しいものへと変わるのだと、
ワタシは信じて疑いませんでした。
なんなら、この日のために、
ヒネの爪を伸ばしておいたと言っても過言ではありません。
(完全な言い訳)
「ヒネ~爪切りするよ~」
ヒネにとっては、爪切りがハサミからペリカンになったところで、
苦痛は苦痛でしかないわけですが、そんなの無視。←
いざ、ペリカンのくちばし(ハサミの刃)にヒネの爪を当てようと・・・
が。
なかなかここだというポイントが見つからない。
「あ、あれ?;」
まごつくワタシと、
「つかマジやめて?」
全力で不快の感情を顔に出しながら手をほどこうとするヒネ。
でもどんなに頑張っても、
ハサミの刃の手前に爪受けのプラスチックがあって、
爪があてれない。
すごく爪が長い人じゃないと切れないんじゃない?
なにこれ。
もっと伸ばすべきだったの?
5mmくらい伸ばしてから切る爪切り?
その前に顔傷だらけになるよね?www
それでも、きっとテクニックの問題なんだと、
刃をすり合わせようとした瞬間。
「ふんっ・・」
漏れた声と共にヒネの顔が歪む。
ワタシの手にはとっても嫌な感触。
「うっ・・うえっひぃんっ」
ガッツリ泣き出しそうなヒネの指先から、
血が・・・
すぐさまペリカンを床に放り出し、ヒネを抱えてヨシヨシ。
その後なんてことなくヒネはケロッとまた遊びだしたけれど、
ワタシは{ヒネを傷つけてしまった・・・
そして矛先はペリカンにw
おかしい。
こんな商品が世に出ることがおかしい。
もう1度ペリカンを手にし、よく見てみる。
ピンクの部分は、刃先が覆えるキャップ。
ペリカンにちなみ、このキャップは魚が模られている。
『外出先でも飛び散りを気にせず爪が切れて、
使い終わったらキャップをしめておけば、
そのままオウチのゴミ箱までこぼれる心配もなし』
そんなうたい文句が飛び出しそうなくらい、
考え抜かれた設計であることに間違いはない。
しかし。
問題の邪魔な部分は、刃の右側の白い部分。
刃と同じ高さにあるため、ここを乗り越えないと刃にたどりつけない。
そもそもこれ設計ミスじゃないの?
そう思いながら、刃を開いて角度を変えてみてみる。
こ・・・
これは・・・
その瞬間、なぞがすべてとけた。
これ。
右利き用やん(´∀`)
ワタシ、左利きやん(´∀`)
今まで、包丁もハサミもすべて、
指の力の入れ具合や、それなりの使い方を工夫して、
右利き用を使いこなしてきたワタシ。
しかしここにきて。
この爪切り。
使い方どうのじゃない。
そもそも左で持つことが許されていないフォルム。
ヒネの皮を切り取ったペリカン(責任転嫁)の謎は解明され、
昨日は何とかヒネが爆睡中に、
右手で爪切りしてみました
切れ味さすがで、握力の弱い右手でも難なく爪切りは成功したものの、
左利きのプライドが崩された事件でした。
ないないないw
は~
母親になるって、こんなハードルもあるんだな・・・
ないないないw
右利き用の爪切りとしてはカナリの優れもの!!
ですが、左利きの方は使えないので☆-1です。
そんなレビューが頭に浮かんだ晩夏の夜