『家族の幸せ』


それがワタシの永遠のテ―マなんだろうな。


解らないけど。

今朝、なぜか、なんか、そう思いました。



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心筋梗塞と脳梗塞、憩室出血を患っている祖母が、自宅療養か施設療養に移る段取りで退院することになりました。


先日お見舞いに行ったとき、ようやくカレとのことも話していい段階にきたかな?と思い報告したら、満面の笑みで誰よりもハシャイで喜んでくれた祖母。



「あんたの結婚をホントに待ってたんだよ―っラブラブもう決めたなら来月にもしてしまいなさい!!」

「ばあちゃん落ち着いてaya 笑」


感激する祖母のシワシワの痩せた手を握りながら、

「あ~これで、ようやくワタシもバアチャン孝行できるなあキラキラ



そう思っていた矢先の、



今朝。



母が「おばあちゃんももう覚悟してるみたいでね。年内かもしれないから一応思っておいてね。」と。





突然の宣告に言葉を失って、思考がストップしてしまった。


だけどその事実は確実に迫ってきていて、ワタシも本当はどこかで感じていたのです。


もうそんなに長くはないことも、もう退院できたとて一緒に出かけることはできないことも、なんとなく解っていたのです。



前の入院と今回の入院のどちらも、ついでの検査で脳梗塞の症状が見られていて、次はいつでどれだけ耐えられるかは不明らしく、


当たり前の話なんだろうけれど、ワタシが年内に式を急いだとて、祖母が来られるかどうかは解りません。



いつも、家族の幸せを1番に考えながら生きてきた祖母。

その祖母から、人を許すことと、人に与えることの深さを教えて貰いました。


それは娘であるワタシの母に受け継がれ、そしてワタシもそんな人間であり、母になりたいと思ってきました。



だけど、家族の幸せを叶え続けた祖母の幸せを、ワタシは返せないかもしれない。

もちろん祖母は、そんな風には望んでいないだろうけれど。



でも、ウェディングドレスを着て、祖母と手を繋いで歩きたかったのです。

歩きたいのです。




まあ、まだ望みは捨てていないのですが。




『家族の幸せ』


家族はみな、「オマエが幸せであればいい」と言う。

ワタシはワタシで、家族の幸せを追求する。

父は穏やかに柱となり、母は無償の愛と覚悟を与えてくれ、兄は魂を分かち合ってくれる。

祖母は全てを風のように包んでは拭い去ってくれて、本当の兄弟のようなイトコ達はいつだって手を差し伸べてくれる。


ワタシはそんな家族達に何を返せるのだろう。


彼らの幸せをどうお手伝いできるのだろう。


きっと答えは最初から出ていて、そして見えないものなのかもしれない。



だからやっぱり永遠のテ―マなのかな。



母もまた怪我したし汗

自分のバタバタで、家族のことを省みなくならないようにしなきゃなあ。




近日、カレを会わせたいなあ。




そんな気持ちです。