人気ブログランキング参加中です、クリックお願いします。

人気ブログランキングへ
ペーナ城 、ポルトガル19世紀ロマン主義を象徴する建築、
イスラムとキリスト教文化圏のカラフルクリームのような国立宮殿。

その宮殿の山の裾野、足元の同じようにカラフルなシントラの街角。
朝の霧が晴れ、陽光が降り注ぐたびに、
石畳の道や建物の色合いが変化し、
まるで生きているかのように呼吸している。
古い建物には、何世代もの人々の物語が染み込んでいて、
それぞれの窓の向こうには、異なる秘密が隠されているように見える。

こんな街角を歩けば、あなた自身の物語が、
まるで誰かの書きかけの小説のように始まっていくのかもしれない。
通りの向こう、久々に来た残念ながら閉店中の小さく古びたピザ屋の店先に、
古ぼけた木製のカウンターの端っこに、薄汚れた窓ガラス越しに見える、
招き猫ならぬ「招き姉バーさん」と、
その近くにちょこんと座る「弟じーさん」の人形。
色褪せた顔にはこの街の長い歴史と、もしかしたらもっと長い人生の
物語が刻まれているような、そんな気配が漂っていた。
「招き姉バーさん」。
どこか面影が一寸おじいさん風ですが、
そこがまた、ご愛嬌!
両手で掲げているピザプレートは空っぽ、
ずっとお客さんを招き続けている。
それは又、過ぎ去った時間かもしれない。

給仕兼支配人の弟おじいさんの像も創業以来このポーズをとり続けていて、
昔、そのトレーには今日のお奨め料理とかが乗っていたのですが、
よる歳に人形さんも勝てず、破損を恐れて料理見本は置かれなくなりました。
でも緩んだアルカイック・スマイルは相変わらずです。
両手で掲げているピザプレートは空っぽ、
ずっとお客さんを招き続けている。
それは又、過ぎ去った時間なのかもしれない。

お人形達はショーウインドウ越しに街の変わりゆく様を、
この街の誰よりも長く見てきたに違いない。
その両手には、もう料理をのせる余力は残ってませんが、
やさしい常連達と、何代もの店長に愛され、この店の栄枯盛衰の日々を、
いく世代もへて入れ替わるスタッフと供に過ごし、いつもの場所に立ち続けて
その瞳は、まるで遠い記憶の残像でも見つめているかのように、
一点を見つめ、行き交う人に微笑みかけてきたのです。
彼らは、ただの人形なのだが、
その存在感はピザ屋の騒がしさの中でも際立っていた。
もしかすると、このピザ屋を訪れる客たちの声にならない願いや、
忘れ去られた夢の一部を吸い込んで、ここに存在しているのかもしれない。
街の片隅で、彼らはただそこにいて、
今もシントラの時間を静かに見守っているのだろう。
最後までご覧頂きありがとう。
今日が良い日となり、
明日がさらに素晴らしい日となりますように
。
インスタフォロー宜しくお願いします↓↓↓
https://www.instagram.com/naoo_kumagai/
撮影 文 熊谷
ランキングの順位、毎日の励みになっています。
ほんとうにありがとうございます。
良かったら、下のランキングをクリックお願いします。

人気ブログランキングへ
かわいがってる年下はいる?
▼本日限定!ブログスタンプ
ペーナ城 、ポルトガル19世紀ロマン主義を象徴する建築、
イスラムとキリスト教文化圏のカラフルクリームのような国立宮殿。

その宮殿の山の裾野、足元の同じようにカラフルなシントラの街角。
朝の霧が晴れ、陽光が降り注ぐたびに、
石畳の道や建物の色合いが変化し、
まるで生きているかのように呼吸している。
古い建物には、何世代もの人々の物語が染み込んでいて、
それぞれの窓の向こうには、異なる秘密が隠されているように見える。

こんな街角を歩けば、あなた自身の物語が、
まるで誰かの書きかけの小説のように始まっていくのかもしれない。
通りの向こう、久々に来た残念ながら閉店中の小さく古びたピザ屋の店先に、
古ぼけた木製のカウンターの端っこに、薄汚れた窓ガラス越しに見える、
招き猫ならぬ「招き姉バーさん」と、
その近くにちょこんと座る「弟じーさん」の人形。
色褪せた顔にはこの街の長い歴史と、もしかしたらもっと長い人生の
物語が刻まれているような、そんな気配が漂っていた。
「招き姉バーさん」。
どこか面影が一寸おじいさん風ですが、
そこがまた、ご愛嬌!
両手で掲げているピザプレートは空っぽ、
ずっとお客さんを招き続けている。
それは又、過ぎ去った時間かもしれない。

給仕兼支配人の弟おじいさんの像も創業以来このポーズをとり続けていて、
昔、そのトレーには今日のお奨め料理とかが乗っていたのですが、
よる歳に人形さんも勝てず、破損を恐れて料理見本は置かれなくなりました。
でも緩んだアルカイック・スマイルは相変わらずです。
両手で掲げているピザプレートは空っぽ、
ずっとお客さんを招き続けている。
それは又、過ぎ去った時間なのかもしれない。

お人形達はショーウインドウ越しに街の変わりゆく様を、
この街の誰よりも長く見てきたに違いない。
その両手には、もう料理をのせる余力は残ってませんが、
やさしい常連達と、何代もの店長に愛され、この店の栄枯盛衰の日々を、
いく世代もへて入れ替わるスタッフと供に過ごし、いつもの場所に立ち続けて
その瞳は、まるで遠い記憶の残像でも見つめているかのように、
一点を見つめ、行き交う人に微笑みかけてきたのです。
彼らは、ただの人形なのだが、
その存在感はピザ屋の騒がしさの中でも際立っていた。
もしかすると、このピザ屋を訪れる客たちの声にならない願いや、
忘れ去られた夢の一部を吸い込んで、ここに存在しているのかもしれない。
街の片隅で、彼らはただそこにいて、
今もシントラの時間を静かに見守っているのだろう。
最後までご覧頂きありがとう。
今日が良い日となり、
明日がさらに素晴らしい日となりますように
インスタフォロー宜しくお願いします↓↓↓
https://www.instagram.com/naoo_kumagai/
撮影 文 熊谷
ランキングの順位、毎日の励みになっています。
ほんとうにありがとうございます。
良かったら、下のランキングをクリックお願いします。

