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あいにくの今日の雨
で都心の桜
は、かなり散りはじめましたが・・・
桜花を惜しむ心は、まだまだ身にとまりけりということで・・・
西行法師の和歌から、今時分、桜も散りかけの頃の好きな歌を三首程選んで小生の写真と合わせてみました。
(好い和歌が多くて、絞リこむのに苦労しましたよ
)
桜花のあでやかさ、儚さを男子になぞらえるのはむつかしいのですが、せめて例えれば、
いい男、ロマンチスト西行は、たしかに満開の桜がよく似合う・・・気がします・・・
ちなみに、花の短い命を人の一生にもたとえて西行はたくさんの花の歌を詠んでいます。
桜の歌だけで230首もあるのです。
春風の
花をちらすと
みる夢は
さめても 胸の
さわぐなりけり
意訳 春風が花を散らしている夢は、目覚めた後まで胸のときめきがやむことなく続いている。
この歌は、法金剛院の待賢門院を慕う西行が、夢の中で逢瀬を遂げたことを詠んだものとされてます。「花を散らす」が意味深で、待賢門院は西行が出家する原因となった
失恋の相手だということなのです。
そわそわした恋心
をあらわした、実にいい歌です~
風さそふ
花のゆくへは
知らねども
惜しむ心は
身にとまりけり
意訳 春風が誘って散らす花の行方は知らないけれど
その花を惜しむ自分の心の行方は知っている。
その心は自分に帰って来て、いつまでも自分の身にとどまっている。
桜への哀しいくらいの想いです。
(花のゆくへとは、やはり去った愛しい人とかけているのかも?・・・)
最後はいかに、西行が桜を愛でたか、分かる歌です。
願はくは
花の下にて
春死なむ
その如月の
望月のころ
意訳 願わくば、満開の桜の花の咲く下で、春に死のう。
釈迦入滅のその時節、二月(旧暦)の満月の頃に。
西行の享年は73才であるが、この歌は60才代中ごろの作といわれているから
死に臨んで詠まれたものではないでしょう、然し如月(2月)、望月(15日)と
所望した通り2月16日に亡くなったそうです。
旧暦の2月15日(今の3月26日頃)は釈迦の入滅の日であり、平安時代から涅槃会として
釈迦の遺徳を偲ぶ習慣があり、彼の死は単なる偶然の一致ではないような気もします。
そうそう、お釈迦様といえば、本日4月8日は釈迦の誕生を祝う仏教行事、『花祭り』ですね。
(釈迦(ゴータマ・シッダッタ)が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づく)
めでたし、めでたし
撮影 文 熊谷
平成締めの春キャンペーン
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花をちらすと
みる夢は
さめても 胸の
さわぐなりけり
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この歌は、法金剛院の待賢門院を慕う西行が、夢の中で逢瀬を遂げたことを詠んだものとされてます。「花を散らす」が意味深で、待賢門院は西行が出家する原因となった
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風さそふ
花のゆくへは
知らねども
惜しむ心は
身にとまりけり
意訳 春風が誘って散らす花の行方は知らないけれど
その花を惜しむ自分の心の行方は知っている。
その心は自分に帰って来て、いつまでも自分の身にとどまっている。
桜への哀しいくらいの想いです。
(花のゆくへとは、やはり去った愛しい人とかけているのかも?・・・)
最後はいかに、西行が桜を愛でたか、分かる歌です。
願はくは
花の下にて
春死なむ
その如月の
望月のころ
意訳 願わくば、満開の桜の花の咲く下で、春に死のう。
釈迦入滅のその時節、二月(旧暦)の満月の頃に。
西行の享年は73才であるが、この歌は60才代中ごろの作といわれているから
死に臨んで詠まれたものではないでしょう、然し如月(2月)、望月(15日)と
所望した通り2月16日に亡くなったそうです。
旧暦の2月15日(今の3月26日頃)は釈迦の入滅の日であり、平安時代から涅槃会として
釈迦の遺徳を偲ぶ習慣があり、彼の死は単なる偶然の一致ではないような気もします。
そうそう、お釈迦様といえば、本日4月8日は釈迦の誕生を祝う仏教行事、『花祭り』ですね。
(釈迦(ゴータマ・シッダッタ)が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づく)
めでたし、めでたし

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