橋上のカノン♫ | ザスタのクマさん

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あらゆる芸術、特に写真、デザインが大好きなクマこと熊谷と仲間達の作品。

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終日、季節が一ヶ月程戻ったような冷たい雨雨が降り続いているので、久々に海外、雨の印象的なシーン、

スイスのルツェルン、ロイス川に架かる雨のカペル橋といきます。

まずは、現代的で大きなゼー橋から見たカペル橋の反対西側にあるフィアワルトシュテッター湖です。

高度が高い湖なので、突然の雨をもたらした雨雲が、湖面近くまで垂れ込めて、
ファインダーの真ん中には、ポッツンと雨に逃げ遅れた、一羽のドジな白鳥。

この湖水の色がたまらない・・・









それでは、ゼー橋から東側の、今日のテーマであるカペル橋を見てみると。
もう、雨はずいぶん小降りになって、雲の切れ間から陽光がかすかにもれ始めていたのですが、

それでもなお、目の前の人達は、屋根付きのカペル橋の方に急いで小走りにかけて行った。









眼前に広がるカペル橋は両側にたくさんの花々が飾られ、橋の下では白鳥達も雨宿りしています。

(カペル橋は14世紀に建てられた、ヨーロッパ最古の長さは200mくらいの屋根付き木造橋です
1993年に大半が火事で焼失しましたが、翌年に再建されてました。

そして不思議な事に、この橋は最短距離ではなくかなり斜めに川をよこぎっています。湖側から攻めてくる敵に備えての軍事的理由から、らしいですが、でも、この斜めな事が幸いし、橋のこの長さ、美しい景観を生み出していることは間違いありません。
それと、写真の左端にある大きな八角形の塔は「水の塔」と呼ばれ、かつて、給水塔だったのですが、今は土産店になっています。しかし歴史的には拷問部屋や牢屋に使われたり、かなり惨いものがあるのだそうです。それにしても、高さ34mもあるこの塔と橋とのバランスが少し悪い気がしますが、塔の歴史は橋よりも古く、1300年くらいに市の城壁の一部として出来たそうで、橋よりも先輩なで、ま、しかたないですかね。)








橋の中に足を運び入れると、17世紀に描かれたいう欄間のような所に、これも殆どが復元ですが

ルツェルン守護聖人の歴史と言われている三角の板絵が110枚ほど並んでます。








橋の東側の欄干から、旧市街方面をのぞめば、中央付近にこの橋の由来になった、

『カペル』チャペル(教会)、イエズス教会が見えます。









さらに、橋の中央付近まで来ると、雨上がりの橋の上を吹き抜けるさわやかな風が

水の音や風の音と一緒に人の声、谺のような心地よい弦の音色音譜を運んできて、

夕暮れ時の柔らかな光に包まれた橋の前方には(たぶん、地元の音楽学校の生徒さんはてなマーク

まだあどけなさを残した少女のチェロリストがラブラブいた。

たぶん、彼女としては何気なくだろうが、この湖水と同じ色の澄んだその瞳にじっと見つめられ、

年甲斐もなく緊張し思わず赤面してしまった汗・・・。








彼女のチェロケースに幾ばくの小銭を入れると、

返ってきたのは、軽い会釈とさらに幼い天使のような笑顔ラブラブ







リクエストをしてないにも関わらず、まるで、僕の意図を了解したように
また降り始めた雨だれを伴奏に、彼女がおもむろに弾き始めたのは、なんとビックリマーク

僕の大好きな、リクエストしようと思ってた『パッヘルベルのカノン』音譜
そして、演奏を始めた、うつむき加減のその横顔はキリッと、女神『Muse』音譜の顔になった。

写真 文  熊谷

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