孤高のベンチとハムステッド・ハウス | ザスタのクマさん

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 場所は『ノッティング・ヒルの恋人』という恋愛映画で有名な『ノッティング・ヒル』側から
入ったハムステッド・ヒースの北の部分、ケンウッドの森と呼ばれる入口から間もない所です。

閉園間近な公園は街の喧噪から離れ、この時刻となれば、さすがに人影も途絶え、

薄暮の下、うっそうとした木々の間に、ほの明るくなっている場所があり、

この光の中央には、孤高と言うべき、ペンキのはがれ、
朽ちかけた木のベンチが置かれている。

風雪に耐えたその姿は、まるで風格のある老人のようだった。













そして、このベンチに座り、煙草をくゆらす、そのつかの間のロンリネス・・・




さらに薄暗い森を散策し、開けた所へ、
芝生のやや高台の上にあるケンウッド・ハウスに出会います。

ちなみに、この建物は美術館で、フェルメールの『ギターを弾く女』、
レンブラント晩年の『自画像』などの名画を所蔵することで知られてまが・・・

残念ながら、僕が訪れた時はすでに閉館時間を過ぎていた。

倫敦の街を見下ろす丘にあるこの白亜の美術館、
ひとり眺めた、長方形の煙突付近、だけに当たっている夕映えの光と、

さらにその上空を茜色に染まりつつ、
吹き始めた爽やかな風にながれるこんもりとした夏雲

















それらは、見損ねた不朽の名画よりも・・・より感動的な・・・

センチメンタル・ジャーニーなヒトコマ。
撮影 文  熊谷







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