サン・ミケーレ島『ヴェネツィア幻視行(パッション)』より | ザスタのクマさん

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今日も、弊社で開催中の写真展から、サン・ミケーレ島の何枚かをお届けします。

(ひと月半ほど前、アメ友の女官長さんから紹介して頂いたイギリスの女流小説家、ジャネット ウィンターソンの『パッション』という小説の中で、ヴェネチア生まれの美貌の女性が、水の上を歩いて墓地の島に渡る場面があるということで、その小説のエピソード感動し、この小説『Passion』を捜したのですが、邦題『ヴェネツィア幻視行』という名前で書店にありました。
いくつか、ヴェネツィアを舞台にした小説や映画を通ってきましたが、これは最も幻想的で、
なおかつ官能的で、「幻想叙情詩的微熱小説」 ってかんじです・・・。)



では、本題にもどりまして、まずは、ヴェネチア本島側、サン・ミケーレ島の南側からです。
ヴェネチアの墓所なのだから、当たり前なのですが、とにかく平たい、







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由来はナポレオンがヴェネツィアに来た時・・・
1807年に墓地の島と決められたそうで・・・

ちなみに、最初に触れた小説 『ヴェネツィア幻視行(Passion)』の
時代背景はこの後、ナポレオンが衰退し始めた時代になります。


写真は南西側です。









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そして、北西側には、この島の唯一の建築物と言って好い
カマルドリ修道会の修道院があって、写真はこの修道院のファッザードです。









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昨年はカマルドリ修道会創設1000年目、
ヴェネツィアにこの修道会が入って800年の年だったのだ・・・









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昨日、取り上げたムラーノ島の波止場に向かう運河や測道からも、
南正面に、この修道院が見えます。










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小説の中の・・・ナポレオンに憧れて軍隊に入り・・・、

その英雄と供に没落するフランス男のアンリ・・・。

彼の好む「まだ、夜ではない、まだしっくりいく時刻。」・・・

たぶん・・・彼もこんな黄昏を眺めたのだろう・・・









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そして、ヴェネチア生まれのヒロイン・・・

生まれつき足に水掻きがついている美女・・・

夜が好きな赤毛のヴィラネルは・・・

やはり・・・薄暮のサン・ミケーレを見ていたのに違いない・・・









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いっときの切なさを超えた闇に・・・その先のどこかに・・・

ヴェネツィアに揺蕩う(たゆたう)水が流れていく・・・。



撮影 文  熊谷




明日も、写真展、やってます!
慎んで、皆様のおこしをお待ちしております☆





撮影 熊谷直夫 入場無料
期間 前半3月28日(木)~8日(月) 開場時間11:00~19:00
お問い合わせ先 TEL03-6434-5915 FAX03-6434-5896
日本アドスペース/ザ・スタジオ公式ブログ:ameblo.jp/adspace
場所・住所:東京都港区西麻布1-5-19  NAO・BLDG


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