いよいよ明日一日になった、今日もドイツ7都市X,mas写真展第一弾より、作品を紹介しますが・・・
たまには、敢てX'masぽく無い写真をと選んでみました(因みに最初の三点は写真展では未発表の物)。
大人の為のデズニーランド、お伽の国ローテンブルク。
おおよそ、そのキラキラしたイメージとはかけ離れた市の南端にある素朴なジュビタール門と
地味で疲れた中年男のような、ジュビタール・バスタイ(砦)、そして城壁の回廊、
そのくせ、なぜか僕には懐かしい風景を更新します。
まずはジュビタール門から
門塔の脇の入り口から中に入ると隣接したジュビタール・バスタイ(砦)へ暗闇が広がっている。
光を求め前に進むと・・・無骨な石組みの間に・・・無造作に・・・あけられた吹き抜け窓から
薄暮の光がまき散らされて、やや埃ぽい床に様々な色を映し出しています。
さらに先には、かつてはその勇姿を誇った此の砦の重鎮の大砲も、
平和な観光の街になった今では、なにか玩具の兵隊さんの可愛い武器のようになって、
夕映えに輝く空の方に空虚な砲身をむけ、ひそやかに影を落としている、
そして、街を守るの外壁の回廊へと歩みを進めれば、
夕日が・・・その回廊を染め・・・
つるべ落としに落ちる・・・紅の日・・・
竹箒で掃いたような・・・紫陽花色の・・・
筋雲が・・・地平線に垂れ込め・・・
宵が・・・世界覆い始める時・・・
街並に・・・灯が・・・ともり始めたら・・・
ほんのわずかに・・・郷愁の想い・・・心に滲みて・・・
人影の絶えた・・・うす紅の回廊は・・・
今じゃ・・・ただの・・・冷たい・・・
すきま風の・・・通り道・・・さ。
写真、文、熊谷
今日も、残念な8位からのスタート!!
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