
人気ブログランキング参加中です、クリックお願いします。
平成11年11月11日、"1"が6つ並んで以来、今日は西暦で、なんか目出たい日、なんと11、11、11.
ですが、これといって特別なこともない、終日,雨の金曜日です。
さすがに、この時期の雨は身にも、心にも沁みますね。
ということで、本日はてるてる坊主の代わりに雨上がりの風景。
時間的には一昨日のブログ、シェフィールド・パーク駅に立ち寄った後の出来事になります。
ロンドン~ブライトン間の列車の車窓から、垣間見た英国のスーパーバンド『ピンクフロイド』、
1977年リリースのアルバム『アニマルズ』、後に夢にまで見た強烈で印象的なジャケットカバーの
被写体になった、ロンドン、テムズ川沿いのバターシー発電所の光景です。
空飛ぶ豚を除いては、偶然、雲の感じといい、雰囲気がジャケットそのままだったので感動しました。
ちなみに、この発電所は現在使用されておらず、複合施設へとリニューアルされる為、
来年から工事がスタートするそうです。
そして、実際の『ピンクフロイド』、『アニマルズ』のジャケット写真です。
アルバム・ジャケットは、バターシー発電所の上空を豚が飛んでいるという印象的なもので、
実際に巨大な豚の風船を飛ばして撮影され、その撮影後、豚風船の回収に失敗して大掛かりな
捜索が行われ、2日後にケント州の農場上空で発見、猟師が撃ち落としてようやく回収完了したとの事。
この様子は全英で大きなニュースとなってしまい。又、このとき上空を飛んでいた飛行機から次々と
管制塔に対して「空飛ぶ豚」の報告が相次いだという。しかし、このビジュアル・イメージが与えた
影響は大きく、2006年の映画『トゥモロー・ワールド』でも、バターシー発電所と空飛ぶ豚が登場して
いる。ただし、このアルバム・ジャケットのクレジットを巡る行き違いで、ピンクフロイドのメンバー
ウォーターズは古くからの仲間であるデザイン集団『ヒプノシス』と決別しています。
ところで、この『ヒプノシス 』(Hipgnosis) は、1968年に結成された英国のデザイン・グループで
1970年代を中心にピンク・フロイド、ジェネシス、レッド・ツェッペリンと言った数々のアーティスト
のアルバム・ジャケットを手掛け、そういえば、1980年代の松任谷由実 さんの、ジャケットなども
彼らの作品で、まさに、レコード・ジャケットのカバーを芸術作品の域にまで高めた先駆者的存在です
イマジネーションに溢れた作風が特徴で、現実か非現実なのか解らないようなジャケットも多く、
「見る者に考えさせる」ということも、ひとつのコンセプトで、また、矛盾や対比といった「二面性」
も主要なテーマになっていますが、しかし、収録された音楽を聴かずにデザインをすることもあった
そうで、・・・あっは(苦笑)・・・これって・・・いくら天才でも・・・手抜きでは(汗)。
とにもかくにも、彼らの制作するレコードジャケットには、ピンクフロイドのサウンド同様、
小生も多大なインスピレーションを貰いました。
そういえば、『ピンクフロイド』のリマスター版が出たばかり、未だに新鮮なサウンドと皮肉で過激、
しかもシュールな歌詞の内容は流石です。
最後はYou Tubeから見つけてきた素敵な画像です。どうか、堪能して下さいませ。
それでは、皆様、良い週末を~♪。(=⌒▽⌒=)
撮影 文 熊谷
良かったら、ポチッとお願いします。

人気ブログランキング参加中です、クリックお願いします。