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前のブログの続きです。
二ヶ月程前に訪れたEngland のSussexにあるSeven Sisters。
チョーク (Chalk)で出来た白亜の切り立った絶壁が、とても感動的で、
そこで,見かけたカップルの微笑ましい光景を紹介します。
世界的に有名なこの絶景も、夏場の白夜に近いこの時刻(午後八時過ぎ)になると
最終バスも終わってしまい、人影もまばら。
砂利といってもかなり大粒の石の集まった浜に打ち寄せる高波の音が、
まるで飛行機の爆音のように、ただひたすらゴーッと唸っていて、
生まれて初めて、耳にした潮騒の音色でした。
このあたりでは唯一の浜に降りる櫓の上から、下を見下ろすと夕映えの光の中、長く影を落とした
一組の恋人たちが波打ち際で戯れていて、いやいや・・ちょっと彼氏の方はお疲れのよう・・かな。
こうして、人の姿が風景に入るとこの断崖絶壁の大きさがよく分かりますね・・・。
たまに、人の背丈の倍以上はある波が押し寄せて、飛び散る波しぶきにシルエットを残して、
彼女の方は波との鬼ごっこを、飽きる事を忘れた子供のように、なかなかやめません。
そして、それを、やや離れた所でやさしく見守る彼氏。
それにしても,ウワァーコワァ!!この波!!、でも,この光景、とってもワクワクします。
この写真では小さくて分かりにくいのですが、遠く柵のない強風の岸壁の上際に人が立っていて、
さらに、その真下、波が直接あたりそうな岸壁にも人が居るのが、読者の皆様、分かりましたか?。
これは!!まさに危険!!そのもの!!です。
かつて、このような荒波の中、恐怖心を乗り越え、旺盛な冒険心と好奇心で世界に乗り出し、
大航海時代を築き上げた英国魂。
おおげさな言い方かも知れませんが、その魂の一端を垣間見たようです。
撮影 文 熊谷
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