ワン子のいる風景と天使のような女性たち(ポンペイの遺跡にて) | ザスタのクマさん

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こんにちわ!!

今日も、本年、訪れたイタリアです。

コジマちゃんの猫の写真が、ちょっとご無沙汰なので、ワン子の写真といきます。

場所は、ポンペイ(ラテン語:Pompeii、イタリア語:Pompei)、1世紀までナポリ近郊にあった都市で、

世界遺産です。79年のヴェスヴィオ火山噴火による火山灰で地中に埋もれ、

18世紀に発掘が開始され、現在は主要な部分が有料で一般公開されています。

 
 この遺跡の中心部は凄く沢山の観光客が群がっていて、撮影するのには不向きと判断し、

街の西側の人のいない方から取材を始めた。

すると、旧邸宅跡の中心に可愛らしいワン子がいるのを発見した。





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撮影  熊谷




 
 さらに、足を進め、遺跡の北側を回って東側を目指すと、

多分、同じワン子が先回りするかのように、草むらの中にいた。






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撮影  熊谷





 まるで、何かを暗示するような光景に思えたのだが、

この直後、とんでもない事故を僕は起こしてしまった。

石畳の大きな石につまずいて、頭から遺跡の壁に突っ込んでしまった。

激痛と共に、一瞬、失神状態に。

気がつくと額を割っていて、頭に巻いたバンダナは血で真っ赤になり、

おびただしい血がボタボタ垂れている。

すると、近くにいた2人のきれいな金髪の若い女性が駆け寄ってきて、応急処置をしてくれた。

携帯で救急車を呼んだり、管理人を連れてきてくれたり、僕の為に大活躍。

この2人の女性が僕には天使のように感じた。

おまけに職業は看護婦さんだということで、

応急の治療道具を持っていて、大きなこぶの上の開いた傷口を3針程縫ってくれた。

やがて、救急車が到着し、病院へ行く事になったが、僕はこれを断り、同意書にサインして、

傷口に張った絆創膏の上にアイスノンをバンダナできつく固定し、取材を続け、

闘技場のある遺跡の東南方面を大体、散策し終わり、

街の中心部に向かったが、この事故に時間を取られたせいで

残念ながら閉館時間となってしまった。


そういえば、ポンペイ駅ーナポリーフィレンツェと列車で帰路に着いたのですが、

車内では、打撲の為のめまいと、左目の上の方にズーとカラフルな原色の色彩や星が浮かんでいた。

それにしても、女神のような金髪の娘さんたちには大感謝です。

彼女達がいなければ、この旅は終わっていたでしょう。

ワン子の話から話がそれましたが、

しかし、怪我をしたとしても、これも人生、今となれば最良の思い出の一つです。

熊谷



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