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こんばんわ!!
今日の東京は久々に気持ちのいい快晴で夏らしい青空が頭上に広がつています。
ということで、昨日のブログ『アルルの女』の続き、サン・トロフィーム教会の簡単な紹介といきます。
この教会は、南フランスの都市アルルに存在するロマネスク様式の教会堂。
教会そのものもさることながら、美しい彫刻が刻まれた柱の並ぶ回廊も高く評価されており、
アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」の一つとして世界遺産に登録されています。
まずは教会の外観、入り口付近からの写真といきます。
そして、ここの見所の回廊で、中庭に昨日のブログの、
黄色い美人さんが柱の間からちょこっと見えてます。
次は、今回一番お気に入りの写真、回廊から見た中庭です。
撮影 熊谷
でわ、2階にあがってみましょう、まずは、窓のない礼拝堂です。
真夏の空調なしなのに、ひんやりした空気が聖的なもの感じさせ、
妙に落ち着いた気持ちになりました。
外にでてみますと、広々としたベランダに出会います。
それにしても、抜けるような青空と建物の色合い、補色の関係がよく似合います。
中庭を囲んだ二階のベランダを一周して見下ろしてみると、
そこの端には、昨日の黄色い彼女と、
ブルーのポロシャツのマッチョな彼が枝の切れ間からみえかすかに見えた。
それでは、この教会の名前の由来と歴史といきますか、
もともとはこの教会の敷地に存在していたのは、
聖ステファノ(サン・テチエンヌ)に献堂されたバシリカ式教会堂でした。
11世紀から、当時アリスカンに眠っていた聖トロフィムス(3世紀のアルルの聖人)の聖遺物(遺体)を、
この教会に安置しなおそうという話が持ち上がり、ロマネスク様式の教会堂の原型が形成されました。
そして、1152年に聖トロフィムスの聖遺物が移されると、
彼にちなんで「サン・トロフィーム大聖堂」となり、
15世紀にはゴシック様式の内装が加えられ、現在の形になりました。
かつてこの教会は大聖堂(司教座聖堂)であったのですが、
規模のせいか??1801年に小教区教会に格下げされているそうです。
熊谷

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