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一昨日、取り上げた天使のようなおこちゃまのエピソードの続きで、
その事に前後して、機上の窓から見た不思議な景色です。
まだ、飛行機が低空で飛んでる時は、機影を中心に円状に虹がかかってますが、
高度10000mに達すると機影は消えて、丸い何重かの虹が小一時間以上、飛行機を追いかけてきます。
撮影 熊谷
やがて、雲の形によって、虹は拡散し、アップで見て見ると、まるで色彩の天国のようです。
そして、また円形に戻ったり、拡散したり、なにか天に祝福されているような気持ちになりました。
ちなみに、これを『ブロッケン現象』というそうです。
ブロッケン現象は太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、
見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現われる大気光学現象で
光輪 (glory) ともいわれています。
山岳の気象現象としても有名で、尾根の日陰側かつ風上側の急勾配の谷で山肌に沿って雲(霧)が
這い上がり、稜線で日光にあたって消える場合によく観察され、
航空機から見下ろす雲や、平地でも川霧等に現われることがあります。
また、見る人の影が十分小さければ、中心点にも輝く点が見られたりします。
ブロッケンの妖怪(または怪物)とも呼ばれますが、
日本では御来迎(ごらいごう)、山の後(御)光、仏の後(御)光、あるいは単に御光とも呼ばれてます。
これは、古くは阿弥陀如来が姿を現したと考えられていたためで
かつて槍ヶ岳開山を果たした僧、播隆の前に出現した話が有名です。
熊谷

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