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今日は、岡山城と後楽園の紅葉の写真をお届けします。
慶長2年(1597)、豊臣五大老の一人・宇喜多秀家が築城した岡山城。
三重六階の堂々たる天守閣は織田信長の安土城天主閣を模して築かれたと伝えられ、
全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台をしています。
関ヶ原合戦以前の古式を伝える貴重な天守で、また、その当時は築城技術の発達が著しい時期で、
岡山城は豊臣秀吉の大坂城、毛利輝元の広島城と並んで近世城郭の魁となりました。
その建築は8年にわたり、旭川の流れを変えて本丸の北面~東面を巡らせ、堀の役割を持たせました。
黒い下見板張りの外観から別名「烏城(うじょう」)と呼ばれ、
また金の鯱を挙げていたと伝えられるため、「金烏城」の名もある名城です。
後楽園は江戸時代に岡山藩主・池田綱政によって造られた「大名庭園」で、日本三名園の一つ。
総面積は133,000m²。この広さは東京ドームの約3.5倍です。
14年の歳月をかけ1700年に一応の完成を見た「林泉回遊式庭園」で、
日本で唯一、築庭当時の姿をほぼ残すと言われいます。
広大な芝生の合間にきらりと輝く池には、中島が浮かぶ。そしてしっとりと佇む延養亭。
ここから、優雅に流れる曲水(きょくすい)や見事な造形の唯心山を望めば五感が研ぎ澄まされます。
四季催事や花木の表情の変化もまたその魅力のひとつです。
熊谷

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