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今日は、最近、撮影した僕のお気に入りのファッション写真を
読者の方にだけ特別に紹介します。
パープルのカーディガンとワンピースを引き立てる為に、
補色になるグリーン系、くち葉色のバック紙を敷いて背景に光が回らないように工夫し、
彩度と明度を落とし、秋の斜光のような光がモデルさんにだけ当たるようにして、
通常よりコントラストをつけて、立体感を出しています。
もちろん、このカットは、クライアントのセレクトから、もれました。
衣装のフロントのデザインが見えない、目をつぶっている、髪の毛のボリュームがうるさい等、
色々な事があげられますが、それもコンセプトのあり方によって違ってきます。
現状では、企業やブランドそのもののイメージアップをはかる広告よりも、
商品そのものをしっかり見せて、横にプライスを入れて商品を売るような商品広告の仕事が多いので、
このようなカットは選ばれませんが、カタログやパンフレットのような商品広告の仕事の時でも、
商品がよく見えなくても、そのクライアントのイメージアップに繋がるような、
このような新鮮なカットを必ず撮影して、日頃、提案していくように努めています。
特に今日の一枚は、女性の持つ可愛らしさや、モデルさんの心の動きまで
とても自然に表現出来ていて、僕は大好きです。
熊谷

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