北京オリンピック最終日 | ザスタのクマさん

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あらゆる芸術、特に写真、デザインが大好きなクマこと熊谷と仲間達の作品。

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最初にまずは、このオリンピック期間を含めて、

4年間頑張って来た日本選手の皆様、

本当にお疲れさま、そして、感動を有り難う。

また今回オリンピックに参加した、

世界のアスリートにも同じく、御礼を言いたい。

 この春、北京のいろいろな所で今回のオリンピックのスローガンを見た。

例えば、北京市内の地下鉄の駅で

A
撮影 熊谷

万里の長城で

B
撮影 熊谷

頤和園で

C
撮影 熊谷

世界は1つ、1つの夢、オリンピックということらしい。

まったく、確かにその通り。

 最後に、北京市内で見た、こんな光景を紹介したい。

北京市内の名もなき、この街では比較的こじんまりした広場で

夜も10時過ぎているのにも関わらず、

老いも若きも社交ダンスに興じているのを見た。

D
写真左下ガイドさんとその友人 撮影 熊谷

ざっと数を数えてみたら、53組も。

私も一緒に踊るように、初老のダンス教師らしき人に誘われたが、

カメラを持っているので、遠慮させてもらったが

私のガイドさんとその友人はもちろん踊り始めた

彼の後に目をやると、小さなCDラジカセが置いてあり、

最大のボリュームで音楽が流れ出している。

こちらでは昼夜を問わずこういった光景を目にする。

10年以上前は太極拳ばかりだったが、今は千差万別、

昼間はカンツオーネを歌っている集団に出会ったりした。

ま、日本的に言い換えれば毎日が盆踊りということかな。

それにしてもなんとも微笑ましい風景だろう。

なんびとたりとも、そしていかなる権力もこのささやかな自由を

奪ってはならないと思う。

ホテルに戻り、TVをつければ、

相変わらずチベット問題になると画面が真っ黒になった。

中国政府は、一体何を恐れているのだろう。

中国の多くの人々は、もうすでに真実を知っているというのに、

オリンピックで、世界中の人々が注目していることだし、

せめて、検閲だけでもやめた方がよいのでは。

又、余計な事を書いたかな。

それにしても、204カ国もの国々が参加して、

ジャマイカのボルト選手を始めにして、普段は国際社会で目立たない、

小国の代表選手が80個以上もメダルを取った事は、

本当に喜ばしいことだ。

アメリカ、ロシア、中国と言った、大国のメダル独占の時代は

徐々に終わりつつあるような気がする。これからもがんばれ小さな国々!!


熊谷