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昨晩とは、アングルをかえて、ローヌ川対岸から、橋を見てみる。
橋の落ちた断面がよくわかり、
思わず『アヴィニョン橋の上で踊ろうよ、踊ろうよ』という
『アヴィニョン橋の上で』という童謡を思い出して、
口ずさみながら、シャッターを切る。
渡れない橋をそのままにして、観光名所にするとは、
なるほど、数百年かけて、観光大国を作り上げて来た、
フランスの人々の知恵とユーモアを感じる。
おっと、カヌーで遊んでいる、親子がいる。
『何? これ、誰でも借りられる観光用レンタルなの。ボートじゃないんだ。』
少々危険な気もするけど、ライフジャケットをつけて、装備は完璧ってことかな。
ちょっとひいて、ローヌ川越したアヴィニョン市の遠景を狙って見る。
『昔のままなんだろうね、きっと』
父祖の代からの伝統や文化を大切にする事から、
先代の人々への尊敬や郷土愛が生まれてくるのだと、つくづく思い、
敬意を込めて撮影する。
この景観を維持している、経済基盤はまずは観光であり、
そして、アヴィニョン周辺の第2次的、第3次産業的な農業(アグリビジネス)を
中心にした、ブランド化、多様化した第一次産業が
この地域経済をしっかり支えています。
自然と街の暮らしが、とてもバランスがとれていてる良い例です。
我が国も少しは、見習った方がよいのでは?
熊谷