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ひとP－さんが見つけてきた、秘境に到着し、岩場の撮影を始める。
IMPACT 未発表 撮影 熊谷
波が強すぎて、岩場から何度か、転げ落ちた彼女。
手足に擦り傷が…。撮影は中止か！！とスタッフ一同青ざめる。
本人は、全然、大丈夫だとのとこなので、
場所を変え、波の少し穏やかな、入り江の方で、再度、挑戦する。
こちらは日ざしが入らないのですが、彼女のおかげで、素晴らしいカットが撮れた。
撮影 熊谷
いくら、秘境と言っても、狭い日本の事
途中、何人か人影を見つけ、露出度の多い撮影なので、
中止をアシスタントに支持したが、彼女は
『大丈夫よ、時間がないから、どんどん撮影しましょう』
確かに、遠くにいる人達は、全然こちらの様子には、無頓着で通り過ぎて行った。
服を着替えてもらい、浅瀬に寝そべってもらう。
IMPACT 未発表 撮影 熊谷
波が何度も、彼女の顔をたたいて、その度にむせたりして、
いやぁ、申し訳ない無理ばかりお願いして。
いつか、彼女がキレるのではないかと、ハラハラする。
さぁ、今日はここまでと思っていたら、
彼女が『日没まで頑張りましょうよ』と
微笑みながら言ってくる。
タフでエネルギーの塊、まさにインパクト。
こんなモデルさんは初めてだと思っている間に、
彼女はアーミールックに着替え、垂直に20m位ある、崖を登り始める。
IMPACT 未発表 撮影 熊谷
帰りはちょっと安全な砂山の方から降りてきてもらう。
撮影 熊谷
さすがに疲れてきたか、砂に足をとらえて、今日2度目のダウン。
きれいな夕日を背に、写真を撮りたいので、
海の中にある5～6m位の岩場に登ってもらう
IMPACT 未発表 撮影 熊谷
最終撮影を始めて10分もしないうちに、あたりは真っ暗になっていた。
秋のの夕日はつるべ落としに落ちて行く、そして夜の帳が四方にたれ込める。
それにしても、吉川さんのようなモデルさんに出会えた事を
感謝したい、彼女は僕にとってのミューズような存在になった。
人生において、2度と撮影出来ないかもしれない
カットを今日1日で、何カットか決めた。本当に幸せな気分だ。
彼女とはクリエイターとして、長い付き合いになりそうだと、
心の中で期待半分で、そう思った。
そして、写真集のタイトルは僕の心の中ではもう決まっていた。
It's a Impact。
熊谷
こんばんわw コジマです。
今回ブログに掲載した未発表作品を、近々ポスターにして
販売致しますので、
皆さん、ご期待下さいm(_ _ )m
吉川ひとみさん写真集『IMPACT 』販売フォーム
http://www.thestudio-d.com/cgi-bin/TSOS/send.cgi?mode=yhimpact
吉川ひとみ オフィシャルサイト『吉川さん家のひとみちゃん』
www.hitomi-yoshikawa.net/