こんにちは。あどりあなです。 

先ほど何の気なしに「あれ、プリンセスメーカーっていつ頃のゲームソフトだったっけ?」と思い立って調べてみたらば、1991年の5月下旬頃だったのですね。

元祖プリンセスメーカーなんて今ではむちゃくちゃ稀少ですが、当時ゲーム雑誌で毎月のように攻略ネタが紹介されていた(あまり攻略出来ていなさそうな内容ばかりだったけど(^_^;))ので、間違いなく高校3年生の夏に私はこれにはまっておりました(年齢がばれてしまいますが、私は一応永遠の28歳ですので(笑))。あの頃はテトリス王子さまが大学1年生という設定でしたので、ほとんど会えない日々が続いていたのですけどね。

 

あどりあなさんは「勇者キノシタ」を称して、国王から軍功として賜った養女に「ワカバ」と命名いたしました。いつまでも若々しく美しく、かつたくましく生きられるように。木下若葉。もともとは自分がしたためる予定だった小説に登場するはずの脇役キャラクターだったのですが、なんとなく思い入れが強くて採用したという次第でした。

 

 
詳細はずっと以前の記事でも書いていますので割愛しますが、勇者キノシタは愛娘を最初はとにかく勉学そっちのけで体力作りと教会通いと思い出作り(バカンス)に漬け込んでみっちり鍛えておりました。人間とにかく体力、体力が足りないとすぐ病気になるから。モラルが最低限あればそう簡単にはグレないだろう。たまには気晴らしで一緒に出掛けるのも大切だよな、なんて感じで。
そこそこ体力がついてくると、うちのワカバさんはひたすら酒屋と木こりのアルバイトばかりしておりました。それはもう、体力や腕力が化け物並みになりました(笑) 肉体がやたら頑丈になったところで、そこからはひたすら月の三分の二は武者修行(どこまで色気がないんだ(爆))。武者修行でモンスターやらなんやらばっさばっさと退治しているとやたら稼げるので、その稼ぎで本を買ったりドレスを買ったりもっと質の良い武具を買ったりして、あっという間に賢く美しく色気もほどほどある自慢の娘に成長しました。年に一度の武闘大会ではほとんど一撃で誰も彼も倒してしまうので向うところ敵なしの連覇状態。
何しろ武者修行ばかりさせていたので時間はむちゃくちゃかかりましたが、規定の歳月を経てさて運命の日。こんなバケモノみたいな腕力の娘はさぞかし武官にでもなるんだろうと蓋を開けたらば、いきなりシークレットモードのエンディング画面になったのでさすがにびっくりしました。
シークレットのエンディングというのはつまり、このゲームは「プリンセス=王子さまのお嫁さん」を目指していたはずなのにプリンセスを通り越してしまって「女王様」になってしまったということでした。エンディングでは国が再び悪の勢力に襲われて、ワカバさんたちが命懸けで闘って見事打ち勝って国に平和と平穏を取り戻す。感服した国王が自ら冠を脱いでワカバさんに国の将来を託すという、なんかものすごいストーリー。
 
あどりあなさんはあっけにとられましたが、すぐさま冷静に考えました。王子はどこへ行った?
だって、ワカバさんがその国の王になってしまったらば、王子さまはきっと居場所がなくて国外逃亡とかする羽目になるんじゃないか?と。
 
つまり、このゲームが意図していたのは「王子さまのお嫁さんになりたい」=「とりあえず、王子さまの人柄なんてどうでもいいから美しく着飾って見初められて、結婚できれば一生左うちわで暮らせるわ」=「しょーもない玉の輿願望」を打ち砕くことだったのですよね。
勇者キノシタもワカバさんもミスコンテストにはほとんど目もくれずにただただ武勇伝を突き進んでおりました。はっきり言って色気なし(笑) たぶん、このゲームがプリンセスメーカーだということすら忘れていましたね。
 
とりあえずこのゲームは各個人の性格傾向がよくわかるということで、新入社員の教育なんかに活用している企業さんも少なくないとかお聞きしましたが、確か
男性がプレイして養女が女王様に育つことはままあることだそうですが、女性が挑戦して養女が女王様になるのは稀有なんだそうな。そして養女が女王様になるということは、勇者キノシタ自身にも女王様の資質や貫禄があるということ。そうでしたよね?
 
なのでここで蚊帳の外になってしまった王子さまについては、私は
・仮に父王の国政(善政)の転覆を企てている「不届きもの」ならば、成敗してくれようぞ。
・父王の善き意志を引き継ぐ或いは国をより良くしようと思う気骨のある秘蔵っ子の王子ならば、喜んで我が伴侶に迎え国王として活躍していただきたい所存に候。
なのですが、テトリス王子さまは後者で合っているのですよね?
 
ちなみに、「女王様」の衣装というとこの国では何やらいかがわしそうなものが多々散見されますが、まあ嫌いではないけれども、あんなに露出度の高いコスチュームを召すのは王子相手だけにしておいてくださいね。
あどりあなさんは一時期、熱田神宮の近くに居を構えていましたが、毎年正月三が日になるとなぜか濃緑色か深紅色のチャイナドレスを優雅に着こなして参拝しておりました(傍目には謎の麗人?(笑))。ちょうど破妖の剣シリーズのラエスリールみたいな感じですね。基本的に砂時計みたいなくびれの効いた超絶ドレス体形ですので、着物よりは断然着やすいのですよね。逆にガイジン体形すぎるので、着物や浴衣を召すとジャポニスムみたいな着こなしになってしまいますが、それでもよろしければ王子さま最優先にてお披露目させていただきますが(^_^;)
 
あと、あどりあなさんは清く正しく美しい日本語とスペイン語とイギリス英語のほかにはドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語、ケチュア語、中国語(北京語でしたっけ?標準的なやつ)、ハングル、ベトナム語の素養がありますので
これだけ喋れれば世界中どこでも大抵通用するはずですが、必要とあらば日常会話程度の言葉ならばどんな言語でもすぐに覚えられます。ある意味最強最凶でしょうかね。
それではまた~。

 

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