皆さん、おはようございます!
今日もお読みいただきありがとうございます!
今朝はちょっと曇り空ですね(^-^)
さて、近年はスタートアップと大企業の連携が話題ですが、今日はスタートアップとの協業に向けて新しい手法を学んでみませんか!
そのタイトルも
■スタートアップ協業を成功させるBMW発のベンチャークライアント
です!
ベンチャークライアントという言葉は初めて聞いたのですが、どんな手法なのでしょうか!!
・ベンチャークライアントはその名のとおり、スタートアップの顧客となることを指す
・同概念は、自らスタートアップを売却した経験を持ち、シリコンバレーのデザインファームIDEOで経験を積んだ本書の共著者でもあるグレゴール・ギミーがBMWに在籍した際に発案したコンセプトである
・既存のサプライヤーではなく、圧倒的に優れた技術を持つスタートアップの顧客となることで、戦略的な利益を獲得する
・この成功を再現性のある形で量産すべく開発されたのが、優れたスタートアップの顧客になるための一連の手法諭であるベンチャークライアントモデルである
・同手法は「大手企業が直面する差し迫った戦略的課題を解決することのできる世界トップクラスのスタートアップ企業のソリューションを発掘、試験購入、導入し、経済的成果(売上の増加、費用の削減)を実現するためにスタートアップの顧客となる一連の手法」と定義される
・トップクラスのスタートアップが大企業に求めているのは、ビジネスへの助言でも資本でもなく、顧客となることである
・スタートアップは自社の成長を阻害する可能性のある排他的権利の要求や知的財産への制限を極端に恐れ、シンプルに顧客になってくれる大企業を歓迎する
・大企業もスタートアップの力を利用することにより、巨額の経済的利益を創出し得る
・顧客となることによって、大企業とスタートアップはWin-Winの関係を築くことができるのである
いや~、これは「なるほど!!!」のコンセプトですね!
本書ではベンチャークライアントとなる大企業にとってのメリットや、スタートアップに選ばれるベンチャークライアントのプロセス、ベンチャークライアントモデルの対象になるスタートアップなど、大企業の方にとってもスタートアップの方にとっても学び外のある一冊です。
図解も多く、実例や実践者のインタビューなど実務に寄り添った内容となっております。
ぜひチェックしてみてください!