皆さん、おはようございます!

今日もお読みいただきありがとうございます!

 

 

今年もあと数日ですね(^-^)

 

 

さて、東証では「市場区分の見直しに関するフォローアップ」会議が継続的に開催されております。

 

 

 

直近では12月18日に開催され、その中でグロース市場の機能発揮に向けた議論がなされております。

 

 

今朝の日経新聞にも

 

■グロース「維持」を厳しく

 

とニュースになっております。

 

 

本紙によると

 

・東京証券取引所は新興企業を対象とするグロース市場で、上場維持基準を引き上げる検討に入った。上場から10年後に適用される時価総額が40億円以上の現行基準について、時価総額を引き上げたり、10年よりも前の時点で新たな基準を設けたりする案が浮上している

 

・企業に上場後も継続的に成長するよう求め、成長が滞った企業の新陳代謝を促す

 

とのことです。

 

 

 

実際の会議資料では上場基準の引き上げとして、以下の検討がなされております。

 

■グロース市場の機能発揮に向けた今後の対応について、より一部抜粋

 

 

 

 

●IPOにあたって広く機関投資家の投資対象となる規模を求める観点からは、新規上場基準の引き上げが⼀案であるほか、上場後の成⻑を動機付ける観点からは、上場維持基準の引き上げが考えられるとの指摘がある

 

 

IPOの目的の一つに資金調達がありますが、そのメリットとして「信用力向上」や「採用向上」などがあります。

 

 

実際、自分がIPOを目指す起業家とお話ししていると「早くIPOしたいです」「IPOにより事業成長の機会をつかみます」などもありますので、グロース市場であれば上場基準の引き上げは慎重に検討いただきたいところですね。

 

 

また、先日のフォローアップ会議資料には「グロース市場関係者へのヒアリングの状況」という資料も公開されております。

 

 

 

こちらでは国内VCへのヒアリングや

 

 

市場関係者へのヒアリングなどが載っております。

 

 

 

第14回目の会議が2024年1月以降に開催、とのことですので今後の会議状況を要チェックですね!