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今朝は雨模様のお天気ですね(^-^)
さて、先日オープンイノベーション促進税制の創設が話題となりましたが、一方で大企業向け交際費の減税措置は廃止となるようです。
■交際費減税 大企業で廃止 資本金100億円超
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20191210&ng=DGKKZO53115580Z01C19A2EE8000
こちらは今朝の日経新聞からのニュースです。
企業の営業上は交際費が生じることがあるかと思いますが、大企業では減税措置が廃止され税務上の損金に算入されなくなりそうです。
・政府・与党は交際費支出に適用している減税措置を、資本金100億円超の大企業に限り廃止する
・企業内に眠るお金を交際費に回して経済を活性化する目的で導入されたが、コスト削減が進む中で大きな効果は上がっていないと判断した
企業間で交際費が増えれば飲食代に支出され外食産業など経済の活性化につながる印象がありますが、企業のコスト削減意識の方が高くなっているようですね。
損金に入らなくなることで、その分税収が増える見込みと思いますが、それをスタートアップ支援に回すようです。
・廃止で浮いたお金は、大企業とスタートアップによる協働を後押しする「オープンイノベーション促進税制」の財源に回す
経済回復の実感が湧かない状態では大企業も交際費をどんどん使え、とはなりにくいでしょうから、それがスタートアップ支援に回るのであれば日本経済全体に追っては良さそうですね。
なお、中小企業向けの減税措置は継続する方向ということですので、その点はご安心ください!