皆さん、おはようございます!!

土曜日もお読みいただきありがとうございます!!


今朝は梅雨の時期とは思えないくらい気持ちよく晴れていますねo(^-^)o

皆さん、いかがお過ごしでしょうかo(^▽^)o


休日は皆さん思い思い過ごされていらっしゃるかと思いますが、自分はビジネスモデルの分析をしようと思います(^~^)


ビジネスモデル分析術2 数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略/阪急コミュニケーションズ
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会計士3名による「ビジネスモデル分析術2」です!!

前作につづき日本と世界の著名企業のビジネスモデルを、決算書を用いながら分かりやすく解説してくれています!!


・ビジネスモデルが同じでも、コスト構造や戦略が違えば企業の業績は異なります


・例えば、ソフトバンクとAT&Tの携帯電話事業は「一定期間契約を変更しないことによって、割安な価格で契約できる」という狭い意味でのビジネスモデルの部分は同じですが、携帯電話事業の営業利益率はソフトバンクの方が高くなっています


・それは、アメリカの方が様々な理由により携帯電話事業を運営するコストが高くなってしまうからです


・会計士として多くの会社を見た経験から、儲かっている企業とそうでない企業の違いは、ビジネスモデル自体の構造よりも、同じようなビジネスモデルから収益を上げる工夫の違いだと感じています


・両社の違いは経営者の思想や組織風土、戦略の違いから生まれてくるため、本書では企業活動全体にスポットを当てる広義のビジネスモデルを説明していきます


・私は、成長している企業の共通点は、経営者の思想や組織風土、戦略などをベースとし、数字を見ながら試行錯誤を繰り返し、常に変革していく姿勢にあると思います


・企業経営で大切なのは、攻めと守りのバランスです


・攻めの経営を行うと短期間でビジネスを大きくすることができますが、景気が悪化したときに大きなダメージを受けます


・その反対に、守りの経営だけでは、企業が倒産することはありませんが、ビジネスを大きくすることは難しいでしょう


・企業を大きくするためには何回もの景気変動を乗り越えて成長しなければなりませんが、そのために大切なことは、感情に流されることなく、数字を見ながら冷静な判断をすることです


・数字に強い経営者の共通点は、「負ける戦をしない」ということです


・このことを言い換えると、景気が良いから投資するのではなく、数字を使った緻密なシミュレーションを行うことによって収益が見込めると判断した案件にのみ投資をするということです


・景気の良い時に割高な投資をしなかった企業は経営余力があるので、景気が悪くなると、割安な投資をすることができます


・経営者というのは本質的に勝負を好むもので、そうでなければ経営者というプレッシャーの強い仕事は務まらないと思います


・そのため多くの経営者は、成長スピードを速める経営は得意ですが、成長スピードを遅らせる守りの経営は苦手です


・数字に強い経営者は、多くの経営者が苦手とする「守る」ことの大切さを知っているからこそ、長期的に高いパフォーマンスを発揮できるのだと感じました


こちらではAT&T対ソフトバンク、ナイキ対アシックス、ウォルマート対イオン、イケア対ニトリ、バークシャー・ハサウェイ対ライフネットといった企業の数字とストーリーから、それぞれのビジネスモデルを読み解いている大変勉強になる一冊です!!

ぜひ手に取ってみてくださいo(^-^)o


では皆様、すてきな週末をお過ごしください!!

土曜日もお読みいただきありがとうございました!!