災害と腹膜透析と私。 | 末期腎不全の備忘録。〜腹膜透析あれこれ〜

末期腎不全の備忘録。〜腹膜透析あれこれ〜

多発性嚢胞腎(ADPKD)と診断され、2021年2月より腹膜透析をはじめたキロク。

こんばんはニコ

 

東日本大震災から10年。

 

あの時の揺れは本当に怖かったし、

ビルが倒壊して、死ぬかもしれないと思った瞬間。

 

なんとか深夜3:00頃に帰宅でき

翌日テレビでみる映像に驚愕し、

各地で凄まじい被害が出ていたのは

ご存知の通りです。

 

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いつだったかの災害のニュースで

水道や電気のライフラインが止まり、

体育館に避難している方々のレポートで

かなりうる覚えですが、

「〇〇(物資)が必要だ」

「透析の予備がない、あと3日分しかない」

というような映像を見たことがありました。

 

自分が多発性嚢胞腎で

将来、人工透析になるのはわかっていましたが、

その時は透析=血液透析しか知りませんでした。

 

人工透析ができない=死

透析ができないことは死を意味していると思います。

病状の程度にもよりますが、透析患者は

『透析によって生かされている』

 

透析液があと3日分。それは大変だ”

 

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自分の透析導入が迫ってきた事により、

人工透析の治療の種類には

血液透析のほかに腹膜透析があるということを知ります。

腹膜透析は機械を使い、電気が必要だと知ります。

※種類によります。

 

その時に思い出したのが、あの時の

「透析の予備がない、あと3日分しかない。

充電池が切れてしまう。電気がないと・・・」

というような事をおっしゃっていた事を思い出したのです!

 

ニュースを見た当時はピンとこなかったのですが、

今思うと充電池=エネループで

その方は血液透析ではなくもしかして、

腹膜透析の方だったのでは?

必要だったのは、透析液ももちろんですが

電気だったのかもしれません。

 

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先月、病院から配布されたものの中に

災害対策マニュアルも入っていました。

 

細菌が入ってしまった場合の、

対処法のレクチャーは受けましたが、

あとは「読んでおいてねー」と言われただけでした。

 

 

(ちゃんと読んでいなかったわけですが・・・。)

改めて目を通してみると

緊急時に備えて用意しておくものが記載されていました。

使う日がこない事を願いつつ

いざという時のために早めに用意しておこうと思います。

 

自分も透析患者の立場になり、

3.11という日が災害について見直す良い機会になりました。

 

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先月地震があり、

東日本大震災の余震とも言われていましたね。

奇しくもその時は入院中で

カテーテル挿入術を終えた数日後の夜。

 

消灯後、あちこちから

けたたましく響き渡るスマホの警報音。

術後の傷口が痛み、

まだリクライニングなしでは

起き上がることすら出来ない状態。

 

なかなか揺れがおさまらず、車に酔ったような気分。

看護師さんの「部屋から出ないでください!」の声に

心の中で、「動けませんけどーーー」と

ツッコむ余裕があるほど、なんだかんだ言っても

病院は1番安心な場所でした照れ

 

 

 

 

 

 

 

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