今週発売の注目ゲーム 12月3週の再訪 | アドベンチャーゲーム研究処

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アドベンチャーゲーム(AVG・ADV)の旧作から新作まで、レビュー+紹介を主として取り上げるブログ。(更新は不定期)
取り上げる範囲は家庭用のみです。

【今週発売のADV】


3DSWare『脱出アドベンチャー 魔女の住む館』
配信:アークシステムワークス 開発:インテンス

脱出ゲーム、脱出ゲーム、雨、脱出ゲームという酷使ヘビーローテーションで
このアドベンチャーゲーム冬の時代に新作を輩出し続けるインテンスから、
ウェア向けでは珍しい「ストーリーもの+脱出ゲーム」だったことから人気を博した
『旧校舎の少女』の続編『魔女の住む館』が前作より4ヶ月半、早くも登場。
「人喰い魔女」の噂を軸にしたホラー色、MAP移動が新要素なようだが、
まー普通すぎて新要素と呼ぶほどのものでもなく、
体験版を触れた範囲では至って普通の内容だったので、ほぼ続きものと受け止めて良さそう。
前作は脱出ゲームとして見ればフォローもしっかりしていて手堅い出来だったものの、
ストーリーは本当に「設定をつけてみました」的なキャラ転がし前提のもので
話の筋らしい筋が見当たらなかったので、そっち方向でのブラッシュアップに期待。

【今週発売の注目ゲーム】

真・北斗無双(通常版)予約特典『真・北斗無双』 特製スマートフォンポーチ 付き

PS3・XBOX360『真・北斗無双』

人気原作とのタッグということもあって累計50万本越えのヒットを放ち、
『ガンダム無双』に続いて「無双×人気原作」路線を行った『北斗無双』の第二弾が登場。
今回は前作で寄せられた不満点の改善が掲げられており、
「ラオウ編」の再構築に加え、連載後期・オリジナルエピソードも収録され、
原作をほぼ全てフォローするストーリーモードになっている他、
スピーディになった戦闘や増加した敵キャラなどゲーム性は無双らしさがアップし、
ストーリー進行はマンガ形式になり原作再現度も上昇している、とのこと。
体験の評判は良く内容的に不安は少ないのだが、
前作の評判や値崩れから考えて信用も新鮮味も落としてしまっているため、
商業的にはどうなるのか、というのも気になるソフトではある。

コール オブ デューティ ブラックオプスII (吹き替え版)【CEROレーティング「Z」】コール オブ デューティ ブラックオプス ディクラシファイド

PS3・XBOX360・WiiU『コール オブ デューティ ブラックオプスII(吹き替え版)』
PSV『コール オブ デューティ ブラックオプス ディクラシファイド』

『コールオブデューティ ブラックオプス』の吹き替え版が三機種同時に登場。
PS3・XBOX360は既に字幕版が発売され、需要はかなり吸い込んだ後のはずだが、
WiiU版はこの吹き替え版で初登場の『コールオブデューティ』なので、
Wiiとはダイブ違う方向性のソフトということも含めその動向にすこし注目。

PSVita『コール オブ デューティ ブラックオプス ディクラシファイド』はオリジナル新作。
海外市場におけるPSVitaのキラーソフトという位置づけだったはずなのだが、
海外レビュー等ではボリュームの薄さや挙動のおかしさが指摘され、
国内では既にあまり期待できそうにない雰囲気が漂っているのがなんとも言えない。

PS3『WHITE ALBUM2 幸せの向こう側』
PS3『戦極姫3 ~天下を切り裂く光と影~』
Wii『イナズマイレブンGO ストライカーズ 2013』

独占系では、両ハードの特色が出たソフトが登場。
『ホワイトアルバム』は、PS3向けに以前発売した『1』のリメイク版が
累計3.8万本でPS3向けの歴代美少女ゲームではほぼ天井の記録だったので、
今回の結果は需要がどう変化しているかの試金石になりそう。

ワンピース ROMANCE DAWN 冒険の夜明け( 初回封入3大特典同梱)

PSP『ワンピース ROMANCE DAWN ~冒険の夜明け~』

そろそろ末期らしく移植系ノベルゲームに占領されつつある
PSP向けでは今年末の目玉『ワンピース ROMANCE DAWN ~冒険の夜明け~』が登場。
『ワンピース』原作ものは概ねアクションゲームだったのだが、
今回はPSP初登場ということもあって珍しくジャンルはRPGに設定されており、
RPG形式(コマンドバトル)で原作を追体験できるのが売りとなっている。
存在感は薄めだが、映画『ワンピース フィルム ゼット』の公開で
原作そのものの露出はアップしているので、まあそれのテコ入れに期待。

AKB1/149 恋愛総選挙 (初回限定生産版) 超豪華誰得BOX Amazon.co.jp オリジナル特典生写真「渡辺麻友 A柄」付き

PSV・PSP『AKB1/149 恋愛総選挙』
PSV『数学力王 初級 中1レベル』『中2レベル』『中3レベル』
PSP『水平線まで何マイル? -ORIGINAL FLIGHT-』
PSP『グラスハート プリンセス』
PSP『ブラック ウルヴス サーガ Last Hope』
PSP『ダイヤの国のアリス ~Wonderful Wonder World~』
PSP『屋根裏の彼女』
PSP『TOKYOヤマノテBOYS Portable HONEY MILK DISC』
PSP『Solomon’s Ring~火の章~』

時流と伴に確実に動きが鈍ってきている『AKB48』がテーマの実写ゲームが今年も登場。
AKB48に加えて姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48が出演し
シリーズ最大の149人がゲームに登場するのが売りで、
一人一人が主人公と考えれば『街』を超えるスケール感を持っている。ような気が全くしない。
何時ものように、ヒロインを振っていき最愛の1人に絞っていくのがゲームの流れで、
まあ商品的に変化は要らないのだろうけど、代わり映えはなし。

とんがりボウシと魔法の町

3DS『とんがりボウシと魔法の町』
3DS『おしごとテーマパーク2』
3DS『アクリルパレット~彩りカフェ・Cheers~』
3DS『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 成田 with ANA』
3DS『オシャレでかわいい 子犬と遊ぼ! ‐海編‐』

元ネタ『どうぶつの森』のWii版発売で高まった需要をDS市場で汲み取り、
スマッシュヒットを放ったことで地味にシリーズ化した『とんがりボウシ』の新作が3DSで登場。
今回は元ネタ自身が3DSに乗り込んでいるため流石に厳しいのでは。と思っていたが、
周知の通り『とびだせ どうぶつの森』は絶賛品切れ中なため、今回も二匹目のどじょうになれそうな雰囲気。
なんというか、クリスマスに替え玉としてプレゼントされ、微妙な表情をする児童の姿が目に浮かぶ。

ちなみに3DSでもアイドルとのコミュニケーションゲーム
『アクリルパレット~彩りカフェ・Cheers~』がひっそりと登場。
地味に3DSでは初の実写作品なはずだが、全く食指は動かないのはなぜだろう。

【コメント】
ペニーオークションと聞くと、
どうもソフトバンクのお騒がせ投手ペニーを思い浮かべてしまう。

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三浦祥朗さんは切り裂きジャックがお好き? 学園ミステリーAVG『英国探偵ミステリア』ブロガー体験会レポート(電撃)

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Wii Uの、2画面が同時に見難い、というメリット(AllAbout)

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『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』PVを先行公開(ファミ通)

そういえば「赤川サウンドノベルシリーズ」の金沢十三男プロデューサー、
『レッドシーズプロファイル』の企画をしているらしいです…ということで完全版の国内展開も何とか。

稲船氏、PS Vita『SOUL SACRIFICE』体験版の見どころをブログで紹介(iNSIDE)

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