今週発売の注目ゲーム 12月2週号 | アドベンチャーゲーム研究処

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アドベンチャーゲーム(AVG・ADV)の旧作から新作まで、レビュー+紹介を主として取り上げるブログ。(更新は不定期)
取り上げる範囲は家庭用のみです。

【今週発売のADV】

なし。

今週は久しぶりに乙女ゲームや美少女ゲームがPSPになしという状況だが、
PS2では地味で『アーメン・ノワール』という乙女ゲームが発売されている。
ほぼ毎週、恋愛系のゲームが出ている状況を豊かと取るべきか枯れているととるべきか。
どっちにしようとミステリーを買ってくれるユーザーが不在な現状では、
3DSが普及するまではこの局面に大きな変化はあるまい。
いや、PSPはそこそこ元気になって来たので、ここが少し上向く可能性もあるか。

【今週発売の注目ゲーム】

携帯機向けゲーム

不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス 特典 リミテッドサウンドトラック付き二ノ国 漆黒の魔導士(魔法指南書 マジックマスター 同梱)

DS『不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチェンタワーと運命のダイズ』
DS『二ノ国 漆黒の魔導士』

携帯機のメイン格はこの2本。
『風来のシレン5』は言わずと知れたチュンソフトの看板シリーズの最新作。
内容的にはスパイクから発売された『風来のシレン4』をベースに、
新システムや、マルチプレイ要素を追加しより強力になったWi-Fi機能が売りの、パワーアップ版。
とはいえ『2』をピークにセールスとしては右肩下がりで気付けば10万本割れ、
更には前作『風来のシレン4』は今年の2月25日に発売されたばかりで、
10ヶ月にも満たない極端なシリーズ最短のスピード発売となっており、
バージョンアップ版という商品の特性を含めて不安要素が多いのは誰も認めるところ。
今回はチュンソフトがパブリッシャーに復帰ということで、
スパイク時の露出の低さとは打って変わり、Webを中心としたプロモーションや、
特典の強化としてサウンドトラックを付属したりとファンの囲い込みも行っており、
ベースとなった『4』の評判も古参層にもすこぶる良かっただけに、
失望して去って行ったかつてのファン層がどれだけ動くかが重要そうな雰囲気。

ゲーム界のジブリを目指すレベルファイブが、
本気でジブリとタッグを組んだ新規RPG『二ノ国』が商業的には一番手。
世界観は如何にもジブリな児童文学系の、召還されし勇者もの系のファンタジー。
付属の「マジックマスター」という魔法指南書と連動させたゲーム性が最大の売り。
セールスは振れば当たる全盛期のタイ・カッブの様な素材だと思うが、
発表時から私は「あざとーい」としか思ってないので興味はなし。
実はレベルファイブ販売する初のRPGだったりもする。

A列車で行こうDS ナビゲーションパックミスタードーナツDS

DS『A列車で行こうDS ナビゲーションパック』
DS『ミスタードーナツDS』
DS『爆丸バトルブローラーズDS ディフェンダー オブ ザ コア』
DS『うちの3姉妹のカラオケ歌合戦♪ ~&パーティーゲーム~』

ほかのDS向けはこんな感じ。
あえて挙げれば『A列車で行こうDS』だが、これは
かつて発売されたオリジナル版に攻略本を付属した作品。
こちらも色んな意味で本と連動させるゲームだな。
実のことを言うと『ミスタードーナッツDS』はアドベンチャーということになっているが、
どちらかというと職業体験ゲームなので紹介はするーさせてもらっている。

SEGA THE BEST 戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校ぱすてるチャイムContinue(限定版)

PSP『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校(SEGA THE BEST)』
PSP『ぱすてるチャイムContinue』
PSP『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 関空』

『MONSTER HUNTER PORTABLE 3rd』後ということもあってPSPは今週谷間。
最も動きがあるかと思われるのは『ぱすてるチャイムContinue』だが、
アリスソフトの需要が家庭用でどれだけあるかは現状のところ謎。
また『戦場のヴァルキュリア』が『3』発売に先んじて『2』の廉価版を投入。
SEGAの廉価版ということで特典要素ありなのだが、
今回は予告映像に既存のプロダクトコードのみなのでインパクトは薄いか。

据置き機向けゲーム

ドンキーコング リターンズ

Wii『ドンキーコング リターンズ』
Wii『カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX ひとりでみんなで歌い放題!』
Wii『Fitness Party』

据置機のメイン格は3世代ぶりに復活する
横スクロールドンキーこと「スーパードンキーコングリターンズ」。
嵐を起用した回帰層へ訴求するCMに、あえてSFC版と被せたパッケージなど、
アプローチ的には20代の直撃世代とファミリーへ向けたものとなっており、
立ち位置的には『METROID OTHER M』『毛糸のカービィ』に続く、
NEXT『NewスーパーマリオブラザーズWii』タイトルかと思われるが…
なんせ14年振りの新作なので数字的にどうなるかは今のところは未知数。
開発はレトロスタジオが担当し、二人プレイに対応とのこと。

アサシン クリード ブラザーフッド【CEROレーティング「Z」】特典 プレミアム映像DVD付き

PS3・XBOX360『アサシン クリード ブラザーフッド』
PS3・XBOX360『エンド オブ エタニティ(SEGA THE BEST)』
PS3・XBOX360・Wii『ニード・フォー・スピード ホット・パースート』

マルチ系では『アサシンズクリード』シリーズの新作が登場。
シリーズ初となるマルチプレイモードと仲間の支持ができる新システムが売りで、
話的には『2』からの続きだそうなので、実質『3』的な立ち位置の作品。
今回もステルス繋がりで『METAL GEAR SOLID』とコラボレーションしてるが話題にはならない。
関係ないが『2』を今日買ったが直ぐ酔った。どんだけこの手のタイトルに弱いんだ。

フリフリ!サルゲッチュKinect アニマルズ(通常版)

PS3『TVスーパースター』
PS3『フリフリ!サルゲッチュ』
PS3『フレ!フレ!ボウリング』

XBOX360『Kinect アニマルズ』
XBOX360『ユアシェイプ フィットネス・エボルブ』

独占系はともにMove、Kinect対応タイトルが中心。
どちらもライトユーザーに向けての作品なので我々はイマイチピンとこないか。

【コメント】
風邪が超悪化する中、休日を寝てすごしたくなかったので『ゼノブレイド』を購入。
そしてプレイ。更に悪化。という例のコンボ。更新内容が薄くてごめんね。