＋今週のGpara.com全国ゲーム販売数ランキング
【ADV販売】
DS『レイトン教授と魔神の笛』
開発･販売 LEVEL5
レベルファイブの看板でありシリーズ新三部作の始まりである
『魔神の笛』は、初週で30.6万本を販売し好調。全体でも貫禄の首位となった。
セールスとしては2作目の『悪魔の箱』と同程度の好位置にあるのだが、
徐々に初動率が上昇しているシリーズの現状を考えると、若干の不安も残る。
とはいえ今回は映画公開などのプロモーションが継続され、
年末に控える大作も据置機の比重が高いことを考えれば、
定番として安心感のある「レイトン教授」ということもあるので、
今後は初動率の高かった前作とは多少異なる動きになるのでは。
PSP『パズル -ぼくらの48時間戦争-』
販売 角川書店 開発 不明 順位 圏外
山田悠介原作という時点でこの上ない十字架を背負っている気もする、
『パズル -ほくらの48時間戦争-』は、案の定の圏外に終わっている。
この手のADVがPSPでは全く受けていないという現状を筆頭に、
色々と原因を考えられなくもないのだが、何より企画が悪かった気がする。
【ADV関連販売】
PSP『ひぐらしデイブレイク ポータブル MEGA EDITION』
販売･開発 アルケミスト（移植元 黄昏フロンティア） 順位 19位（参考記録 約8700本）
『ひぐらし』の対戦格闘ゲーム『デイブレイク ポータブル』は、
アッパーバージョンの『MEGA EDISION』は、19位でのスタートと低調に。
これは前作の不評もあってのことと思われるのだが、
固定客向けの『ひぐらし』でこの数字というのはアルケミストも相当嫌われたか。
DSの数字によっては『ひぐらし』展開もいよいよ見納めになる…
かもしれないし、しないかもしれない。
アルケミストがこのドル箱シリーズを手放すかは微妙なところだ。
【今週のゲーム販売】
＋Wii『桃太郎電鉄2010』が意外と堅調、今週の新作
新作は『レイトン』の一人舞台だった今週の二番手は、Wii『桃太郎電鉄2010』の4.4万本。前作と比べて飛躍的に伸びているのだが、これは据置では初のWi-Fiに対応した点が目を惹いたのか、それとも今年は定番ボードゲームがそこまで出ていない影響なのか。詳しくないので謎。ただ、定番シリーズなので今後も伸びると思われ、年末でどれだけの数字を残すかに注目。3番手以降は、グッと下がって11位のXBOX360『虫姫さまふたり』や14位『NARUTO』16位『ラ・ピュセル』など。PS2からの移植『ラ・ピュセル』は続編も発売前から決まっており、『一柳和』『流行り神』と同じパターンでPSPへの移行を試みている。発売元の日本一もこのパターンを定着させようと躍起だが、どうも失敗続きな気がして、すこし心配。
＋定番陣が上位を占拠。今週の旧作。
年末商戦も目前の11月最終週だった今週は、旧作では『WiiFitPlus』が累計を99.3万本として追加ディスク的な性格ももった作品にして年内ミリオンに大手飛車取り状態。来週には突破するのは間違いないだろう。DSでも『トモダチコレクション』が今週も安定して5.9万本を販売して累計も来週には180万本に届きそうな勢い。基本は男児向けの『ポケモン』も今週でトリプルミリオンを達成しており、徐々に下げてはいる物の『イナズマイレブン2』も66万本を突破。まだまだ勢いは衰えていない。『レイトン』の好調を含めてDSiLLの投入で幾らかは市場に活気も出てきたか。この勢いに、『極限脱出』や『AGAIN』などの新作ADVも乗りたいところだが、定番は天井知らずの伸びを見せる反面ブランドのない新規作は厳しい状況にあるので、ストーリーメインのこれらの作品が乗れるかというと難しいか。
【コメント】
4日までに428記事仕上げるぞーと思ってたんだけど、私用でなかなか進まない。
買いました。でも時間がないのでまだ殆どやってません。
とりあえず今回は難易度がそこそこ高そうな予感が…するんだけども、
『極限脱出』『ＡＧＡＩＮ』と並行してプレイするとなると厳しそうだわい。