定期試験 | イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスのこと。
こどもたちのこと。
シンガポールのこと。
教育のこと。
インターナショナルスクールのはなし。
イギリス現地校のはなし。
時々柴犬のこと。

 

暖冬のイングランドから一転、マイナス5℃の凍てつく朝。

寒いけど、晴れているので気分は上がる。



 

クリスマス前に、突然、洗濯機が壊れた。

朝、洗濯しようとしたら全く反応しない。

すぐに、不動産屋さんにメールしたけれど、運悪くホリデー前。

お正月明けに、業者さんが来たけれど、コンピューターパネルが壊れてるから取り替えないといけない。

1週間くらいかかる、と。

とほほ、、、から1週間、音沙汰ないのでメールすると、

保証が効いてメーカーから修理に行くのでさらに1週間。

この2週間、コインランドリーに通う日々。

明日が約束の日なんだけれど、明日で本当に直るのか、

最初から期待しないのはイギリス生活の鉄則。

あれ、持ってこなかった、

これが予定と違って合わない、

なんてのが普通の世界。

最初にちゃんと確認しといてよ!

臨機応変に対応できるように色々準備しといてよ!

と思う、けど、どうしようもない。

 

しかし、直前まで大家さんが住んでた家なのに、

まあ、次から次へと問題が起こる。

 

これも、イギリスの日常。

 

 

今週は、Examウィーク。

定期試験。

頑張り屋さんは、手を抜かない。

Examは、講堂に整列して机が並べられて、

普通に教室でやる日本の定期試験より気合が入っているように感じる。

一発目がGeographyの試験。

自分でまとめたレポート一枚は持っていて良くて、

けれども、それは前日に提出して、当日、問題用紙とそのレポートがそれぞれの机にすでに用意されてある、

という、いつも何だか適当っぽいこちらの日常にしては、ちゃんとしている。

レポートに書いてはいけない条件があるので、前日に提出してチェックされているらしい。

さらに、いつも式典や集会の時だけ着用のブレザーも試験期間中着用という厳かさ。

 

しかし、

当日、暑いし動きづらいしで、みんなブレザーを脱いでイスにかけたところ、

イスにかけてるのはダメだ、ということで、

全部回収されて、講堂の前方、床に、キャンプファイヤーのように無造作に積み上げられたそうで、

「こういうとこ」って思ったおねえちゃん。

なんで着てこいっていうのか、

なんでイスにかけちゃだめなのか、

厳格にやろうとするけど、なんか抜けてるっていうか、

厳格ならとことん厳格な日本を知っているおねえちゃんにはおもしろい。

 

当日は朝から、

先進国の企業が途上国に工場作って労働搾取するのっていいことか、

という難しい議論を3人で。

IBは、学びが深い。

自ら考えることを求められる、アクティブラーニング。

そして試験も「考え」を答える。

 

生物は「細胞」の単元だったのだけど、

ミトコンドリアなどお馴染みの基本もやるけど、

iPS細胞までも扱っていて、

しかもコラムでチラと出てる様な感じでなく、

ものすごい長い詳細説明してるの読んでて感心。

 

IBの授業は教科書ないし、板書もあんまりない。

授業中に色々な資料が配られる。

それを、ノートにまとめてきれいに書くのがおねえちゃんは好き。

絵とか上手。




このバインダーを痛く気に入ってる。

シンプルなデザインと手触りが最高なんだって。

文房具とかかわいいのもかわいい店もないから、

日本が恋しい。



そして、試験期間であっても毎朝のメイクアップは抜かりない。

メイクしている時間が一番happyなひと時なんだって。