2日前から何も食べられなくなって、

水ばかり飲んでいた。


黄疸と貧血がひどくて

かかりつけ獣医から、かなり厳しいと言われていたけれど、


夫も私も、また奇跡が起こる事を願っていた…


だけど、それも虚しい願いだった。


数日前から、散歩に出ては座り込んで、

じっと辺りの景色を見ていたのは、


たぶん死期を悟っていたからだ。


体調を崩してから約半年の闘病生活…


今日の午前中、吐いた後少し持ち直したように見えたけれど、


元気を装っていただけだったのか…


利口な子で、私の言葉は何でも理解していた。


大磯のブリーダーから譲渡してもらって、ちょうど3年と2カ月、


9歳5カ月だった…


ツンデレで可愛くて、

ドッグランのアイドルだった。


夫も私も、我が子のように…

大事に大事にしてきた。


愛の力で病気を治せる…

そう信じていた。


たくさんの幸せを貰った。

もっともっと一緒にいたかった…


22時、容態が急変、

あっという間だった…


夫は、何度も感謝の言葉を繰り返していたが、


まだ逝かないでと、抱きしめることしかできなかった…


私の宝物がなくなってしまった。