先週、研修の仕事で千葉県を訪れた。
会場となる、施設は膨大な敷地に建つバブリーな建物で、
デザイナーズっぽい、ガラス張りのホールを持つ複合施設だった。
控室も豪華で、
楽屋風の設え、シャワーとトイレ、洗面所もあって、
何より景色がいい…
ただ、
そのサニタリールームのドアストッパーが壊れているらしく、
いきなりバタンとドアが閉まるのとトイレ内の電気が点かないのは参った。
調べてみると、
この施設は10年以上前に破綻しているらしい…
担当者が「バブルの名残ですよ」と案内する際に言っていたのは、そう言う理由だったのだ。
「100人以上の研修になると、この会場しか無いので、ここになるんですよね」
とのこと。
指定管理者は千葉県だとの事で
chat GPTに訊くと以下のような答えが返ってきた。
『令和6年度は、
- 指定管理料:約4.3億円
- その他維持管理費:約2000万円
となっています。
つまり、赤字部分は実質的に県費で補填されている構造です。』
なるほど。
税収の規模が違う…
ふと思いついて、
存続理由も訊いてみた。
その理由として、
《会社自体は10年前に軽破綻した。けれども、千葉県は完全な失敗施設とは考えていない。
理由は主に3つあって
1つ目、東京湾アクアラインや圏央道に近く立地条件が良い。
2つ目、研究、施設、物流企業研修など今後も企業利用の可能性がある。
3つ目、既に巨大なインフラ投資壊す方が逆に損になる。》
…との事。
要は、将来的に活用価値のあるなしが、
存廃の判断基準になっているワケだ。
なるほど。
では反対意見はなかったのか?
…を聞いてみると、
やはり、
千葉県議会では相当な維持費や赤字補填
について問題視する意見が出たらしい。
ただ、
結果として存続決定した大きな理由として
県の産業政策と結びついていたからだとか…
模型を見ると、
確かに広域な産業エリアだと言うことがよくわかる…
とは言え、
中に入っているスポーツ施設の利用者は、この場所では通いにくいのか、
出会ったのは数人のみ、ほぼ中高年だ…
木更津駅までのバスは1時間に2本。
マイカーでなければ、来れないだろうなぁ…
将来性があるのは企業の研究施設にのみ…かな?
それにしても、
千葉県は太っ腹だ。





