この時期、

田舎に行くと沿道の家々に、たわわに実った柿の木を目にする事がある…


それを見ながら、

「秋だなぁ…」と季節感に浸るのが毎年のことだったが、


今年はいつもと違う。


このところの熊被害で、

どうやらそんな呑気なことは言っていられないらしい…


我が家には裏庭に柿の木が1本だけあるが、

熊が来る前に、ここ数年は熟す直前にカラスに突かれてしまい、


食べ頃には、ほぼ全滅している…



一昨日の土曜、

夫が2、3個だけ残っていたと言いながら採ってきた中に、まるで作り物のようなキレイな実が1個だけあった。




見れば見るほど置き物のように思えてきて


食べるのはもったいないので、

しばらく飾っておくことにした。


当市では新たな熊対策として、

柿の木を伐れば1本につき1万円の補助が出るらしい…


柿の木は昔から家の繁栄の象徴と言われてきた。


『伐ると不幸になる』なんて言う迷信もあるくらいで、

私の島根の生家を取り壊すときは、わざわざ親戚の家に移植した。


実った柿は高齢者ばかりの家では誰もとらない。


他県では、

地域おこし協力隊のメンバーが、柿の木の主である高齢者に許可をもらって収穫し、


柿のジャムや焼酎など《誰もとらない柿の新たな利用法》を考え出しているらしい…


それらの柿製品を販売して、その一部を柿の主に返金するなどで喜ばれているとも聞いている。


そんな取り組みを我が市でもできないものだろうか?