朝7時すぎに家の電話が鳴った。

島根の伯母からだ…とピンときた。


2日前に実父の葬いが全て終わった事の報告と香典への礼状を送った。


当日の写真を同封して送ったのだが

案の定、

その写真を見た伯母が


「一緒に写っとる人は?」


と、訊いてきた。


順番に説明していき、最後に

一番後ろにいるのが妹の夫だと伝えると…


「あらまぁ!そうかねぇ…若い時はハンサムだったのにねぇ…」

と…

コレまた、遠慮のない一言が返ってきた。


( や、やっぱり…そうきたか)


返事に戸惑っていると…


「でもまあ、歳をとるからねぇ…仕方ないわねぇ」


と伯母は続ける。


そういえば、

実父が生前、話していたのを思い出して可笑しくなった。



実父が、前橋に来る10年ほど前に

長兄である伯父の家に行った時のこと、


近所に住む90過ぎのお年寄りから

「ありゃまあ!◯さんかね!アンタまぁ…ブサイクになりんさったねぇ!」

と言われたと…。


実父は、さすがに傷ついたらしく

それ以来、

伯父宅に行くときは、

帽子をかぶって、なるべく顔を見せないようにしていたらしい…。


本人に対して美醜を口にできるのは、家族くらいで
よほど親しくないとできないものだが、


田舎のお年寄りは遠慮がない。


それは想定済みで付き合わないと、

本気にすると腹が立つことも多い…。



それと、ポジティブに考えれば


伯母が言うようにハンサム?かどうかは好みの問題もあるが、

妹の夫は、確かに昔は、そこそこ女性にもモテたらしい…。


実父も昔は、きっと近所でも評判の“いい男”だったのだろう。

だからこそ、

伯母や、

近所のお年寄りは、その変貌ぶりに驚いたのだ。


歳をとると“心の中の声”がストレートに表に出てきやすくなる、



内も外も、美しく歳をとるのは難しい

…と、つくづく思うこの頃。(~_~;)


写真は、
近所に咲いていた蓮の花。