久しぶりにDVDで観たのですが、

歌手スージー・ダイヤモンドを演じるミシェル・ファイファーの歌…とてもイイですね!

More than you know も肩の力が抜けていて…。

一番印象的なのは、ピアノの上で身体をくねらせて歌う

Makin' whoopee...

赤いドレスと白い肢体が、悩ましいほどセクシーでした。

この映画の邦題だけ聞くと単なる恋愛映画のようですが、

実際には、「ミュージシャンの理想と現実」という深いテーマがあります。
要求される音楽と自分たちが演りたい曲とのギャップに悩むシーンはプレイヤーの葛藤が見事に描かれていました。

客受けする歌を選曲するよう要求された際に、M・ファイファーが

「Feelingsは、つまらない曲」

というセリフがありますが、

日本でもハイ・ファイセットが歌い、大ヒットしたスタンダードナンバーを、

ここでは、バッサリと切り捨てていて、爽快ですらあります。


ピアノの吹き替えは、デイヴ・グルーシンが弾いていたとのことですが、
ブリッジス兄弟のピアノデュオの演技は米俳優の幅の広さを感じさせます。

良い映画ですよね、

「恋のゆくえ」という邦題以外は…。





清水由美