もし、自衛官になる気なら、
組織というものを、ある程度勉強してから入隊した方がいいでしょう。

自衛隊は、階級重視の組織ですので
物事は全て上意下達で行われます。


階級が即ち、個人の能力と判断されると言っても過言ではないでしょう。

事実、階級によって施設が分けられていて、
食堂だって、幹部食堂と一般の隊員食堂は違うし、宿舎だって異なります。

それが隊員たちには、ごく当たり前のことで、
待遇の差別が嫌なら早く昇進しろという事なのです。

常時募集の男子自衛官と違って、
私の頃は一年に一度だけ婦人自衛官の新隊員募集が行われていたのですが、

春になってWAC教育隊に新隊員たちが入隊してくると、
PX(売店)や隊員食堂は俄然賑やかになります。

全国の自衛官の教育機関である朝霞駐屯地の隊員食堂は、
だだっ広くて様々な職種の隊員が集ま
っているので尚更です。

男子に比べ女子の比率が圧倒的に少ないわけで、
その中から自分の彼女になる女性を見つけようとすると競争率は当然高くなります。

並んで入ってくるWAC新隊員たちを見ながら、
どの子が可愛いか、などと不謹慎な品定めをしているのもいるし、

積極的なタイプならば、直接ラブレターを渡したり話しかけたりするのです。

しかし残念ながら、もっぱらWACたちの関心は陸曹以上の男性隊員です。

若い防大卒の幹部候補生などは特に
モテます。

顔とかスタイルではなく階級で選ぶのです。

しかし、カッコいい幹部候補生の彼らは隊内にいるときにはわからないのですが、
デートなどで外で会うと、決まって
ガッカリすることがあります。

制服姿を見慣れているせいなのか、
それともセンスが悪いのか、全く似合わないのです私服が…。
とにかく野暮ったいのです。(~_~;)

もともと、すらりと背が高くてかっこいいタイプは少なく、
スポーツ狩りの短髪、筋骨隆々の逆三角形の体型では、何を着ても似合わないわけですね。

駐屯地付近で、角刈りの私服姿で歩いているのは大抵自衛官です。

因みに婦人自衛官の新隊員の場合は、たいてい髪が短く日焼けしていて腕に時計の跡があります。

まあ、どうでもいいことですが…。(^^;;

清水由美