MDRT Global Conference 2026 Sydney🇦🇺
24回目の海外MDRT大会となりました。
今回は大会準備委員会(PDC Program Development Committee )の一員、フォーカスセッション(分科会)の選考委員(キャプテン)として
昨年9月から1年間にわたり講師の選定やプログラムについてなど、各国のメンバーと毎週のようにオンライン会議を重ねて準備してきました。3回目のシドニー大会となりますが、今回は自分にとっては特別な大会となります。
今年もたくさんの素晴らしい講演を聞くことができました。
MDRTの大会に参加する大きな楽しみの一つが、世界中から集まるスピーカーの講演です。
今回は特に印象に残ったメインプラットフォームスピーカー4名を備忘録も兼ねて残しておきます^ ^
Amy Purdy
「Living Beyond Limits」
19歳の時、細菌性髄膜炎によって両脚を膝下から失ったAmy Purdy。
その後、義足でスノーボードに復帰し、パラリンピックのメダリストに。
さらに『Dancing with the Stars』では準優勝するなど、想像を超える人生を歩んできた方です。
一番印象に残ったのは、
「もし自分の人生が一冊の本で、自分がその著者だったとしたら、これから物語をどう進めたいか?」
という問い。
彼女は脚を失った時、
「なぜ自分にこんなことが起きたのか」
ではなく、
「この状況で、何ができるだろう?」
と考えました。
スノーボードに適した義足がなければ、自分で工夫する。
困難をなくすのではなく、困難そのものを使って前へ進む。
彼女の言うレジリエンスとは、
「元の自分に戻ること」
ではありません。
現実を受け入れ、そこから新しい自分をつくっていくこと。
Creativity
Clarity
Commitment
困難は人を立ち止まらせることもあれば、創造的にすることもある。
自分に起きる出来事は選べなくても、その出来事を何に変えるかは選べる。
とても心に残る講演でした。
Mike Posner
「人生を変えた5つの知恵」
グラミー賞にもノミネートされたシンガーソングライターMike Posner。
音楽の世界で大きな成功を収めながら、父親や親友の死を経験し、自分の人生を見つめ直すためにアメリカ大陸を徒歩で横断するという、とんでもない挑戦をした人です。
その経験から得た5つの知恵。
1.すべての素晴らしいアイデアは、最初は狂っている
2.第一歩は、一歩踏み出すこと
3.理由は、仮面をかぶった言い訳である
4.真の幸福は、成長から生まれる
そして最後が、
5.Don't wait.
待たない。
これが一番響きました。
私たちの人生は「いつか」ではなく「今」。
やりたいこと。
伝えたい感謝。
家族や仲間への愛情。
許したい人。
全部「いつか」にしない。
成功やお金、フォロワーの数ではなく、
人は成長している時に、本当の幸福を感じる。
そして、人生を変える最初の一歩とは、
準備が整うことではなく、
実際に一歩踏み出すこと。
シンプルですが、非常に力のある講演でした。
Dr. Adam Fraser
「The Third Space」
今回、仕事にも家庭にもすぐ使えると思ったのがこの講演。
私たちは一日の中で、
お客様との面談
会議
スタッフとの時間
移動
家庭
と、何度も役割を変えています。
問題は、
前の出来事の感情を、次の場所へ持っていってしまうこと。
そこでAdam Fraser氏が提唱しているのが、
Third Space
出来事と出来事の「間」の時間です。
そこで行うのが、
Reflect → Rest → Reset
Reflect
何がうまくいったか?
何を学んだか?
Rest
一度、頭と感情を静める。
Reset
そして、
「次の場所に、どんな自分として現れるか?」
を決める。
契約を断られたとしても、その落胆を次のお客様に持ち込む必要はない。
仕事で嫌なことがあっても、その苛立ちを家族に持ち帰る必要もない。
起きた出来事は変えられない。
でも、
次の人に会う時、どんな自分でいるかは選べる。
講演の中で紹介された言葉も印象的でした。
世の中には2種類の人がいる。
部屋に入ってきた時、その部屋を明るくする人。
部屋から出ていった時、その部屋を明るくする人(笑)
自分はどちらでありたいか。
一流の人とは感情が揺れない人ではなく、
次に行く前の切り替え方を持っている人
なのかもしれません。
これは明日から使います^ ^
Anthony Robles
「Unstoppable」
生まれつき片脚がないAnthony Robles。
14歳でレスリングを始めますが、
身体が小さい。
脚がない。
相手の方が強い。
できない理由はいくらでもありました。
それでも、
「州チャンピオンになる」
と紙に書き、毎日、
「今日、この目標に一歩近づくために何ができるか?」
を考え続けました。
高校で州チャンピオンになっても大学から声がかからない。
奨学金なしで大学へ入り、学校とレスリングを続けながら空港で働く。
病気で長期間練習できなくなり、成績もランキングも落ちる。
何度も何度も壁が現れます。
その中でコーチから言われた言葉。
人生では、自分より大きく、強い問題が突然現れる。
その問題そのものはコントロールできない。
でも、
「それに自分がどう反応するかはコントロールできる。」
そして彼は、
「なぜこんなことが起きたんだ?」
ではなく、
「どうすれば勝てる?」
と考えるようになります。
最終的には大学レスリングの全米チャンピオンに。
彼の話を聞いていて思ったのは、
Unstoppableとは、
「問題が起こらない人」ではないということ。
何度倒されても、
目標を見失わず、勝つ方法を探し続ける人。
最後に私なりに一言でまとめるなら、
「目標は変えない。勝ち方を変える。」
とても力をもらった講演でした。
今回も世界中の素晴らしいスピーカーから、本当にたくさんの刺激をいただきました。
こうして振り返ってみると、4人の話には共通点があるように思います。
人生には、自分ではコントロールできないことがたくさん起きる。
でも、
その出来事をどう捉えるか。
次にどんな一歩を踏み出すか。
そして、どんな自分として次の場所に現れるか。
これは自分で選ぶことができる。
Amy Purdyの
「人生という本の、次の章をどう書くか」
Mike Posnerの
「待たない。人生は今」
Adam Fraserの
「次の場所に、どんな自分として現れるか」
Anthony Roblesの
「勝つ方法を見つける」
表現は違いますが、全部つながっている気がしました。
世界大会に来ると、知識を得るというより、
「自分はこれから、どう生きたいのか」
を考えさせられます。
もちろん、私の関わったフォーカスセッションの6名の講師陣も素晴らしい講演をしてくださいました。大会の魅力は、講演だけではなく仲間との交流や空港で共に過ごす時間なと、まだまだ伝えきれないことはたくさんあります。
何回来てもまだ自分に成長の余地があると思える、それがMDRT大会ですね。
今年もシドニーまで来て、本当に良かったです^ ^
次回は、TOTミーティング カリフォルニアでお会いしましょう!
頑張ります!































