今日は休みだ。ばんざーい、ばんざーいヾ(@°▽°@)ノ
えー、一応、前々回に書いた内容の続きです。
前々回は『チンパンジー物語』のエピソードでした。
今回は、ロバート・D・チャルディーニ著の『影響力の武器』です。
この本、オレが大学生の頃はまだ、社会心理の講師に言っても
知らないくらい、無名の本でした。それが今では版を重ね、装丁
まで新しくなっているので、人気が出てきているのでしょうかねぇ…
さっそく中身の話ですが、著者のチャルディーニさん、息子さんが
おるそうで、当時3歳だった息子が家のプールで溺れないよう、
水泳を教えようと考えたんだそうです。そこで、救助員と水泳指導
経験のある大学院生に頼んで泳ぎを教えようとしたそうな…
しかし、親である彼も、大学院生が教えてもダメ。2ヶ月経過しても
いっこうに水に慣れない。こりゃダメか、とあきらめかけていた矢先…
子ども向けのキャンプへ出かけていた、この息子どのを迎えに行っ
たチャルディーニさん。
目の前で、プールに走り出し飛び込む息子を見て、思わず、助け
ようと靴を脱いでかけよると…なんと息子ちゃんは平気で泳いでいる…
驚いて「すごい!すごい!」と騒ぐ父親に、息子ちゃんは
「あのねぇ、僕は3歳、トミーも3歳なんだ。そのトミーが浮き輪なし
で泳げるんだから、ぼくができないわけないんだ」とのたまったのですw
彼が学んだ相手は、親でもなく、大学院生でもなく、同じ歳の友達でした。
この事から、著者が主張しているのは、
①人が自分の行動を決めるとき、というのは、他者が何をしているか、
で決めることが多い
②特に、その他者が自分と似ているときほど、それが強く働く
ということの②についてでした。
つまり、人は、自分に似てる人の行動を真似する傾向が高い。
オレ自身を振り返っても、80歳の老人がやってることよりも、同年代の
30代の人がやってる行為に合わせることの方が、絶対に多い。
赤ちゃんがよだれまみれの手で電車の手すりを握っていても、オレは
それをマネしようとは思わないだろうし(それホントにやったら、頭おかし
いと思われるわな…
)さて、前回の話を読んでくれた方は思い出して下さい。
チンパンジーにおいても、人間がデモンストレーションして見せても、
若いメスはまったく真似しませんでした。ところが、サチコというチンパン
ジーがやるのを見たら、1回でマネできたのでした。
つまり、これは人間だけじゃなく、チンパンジーでも同じように働く、という
かなり強力な心理的原則なわけです。ある意味、人間になる前の祖先の
頃から、身につけていたのかもしれません。
学ぶというのは、真似ぶ、からきた言葉だといいますが、
意識してなくても、オレらは常に周りを真似しているんだなぁ、と
この2つの話を読んで、深い感慨にひたったものでした。
そんなことを、大学時代、多摩動物園に毎日通いながら(授業さぼっ
て…)チンパンジーを何時間も見て考えていましたw
以上です。引っ張った割に大したことなくてすみません

最後に
オレの好きなマスターキートンというマンガの、主人公の父親の言葉
を載せておきます。
「学問なんてどこでだってできる。便所の中でもな」
では、またーノシノシ

