観光六日目の朝は

負の世界遺産アウシュビィッツ強制収容所から始まります

感受性の強い人はここに来るとバスから一歩も降りれなくなったり

体調が悪くなったりする

そんな話を聞いた事があります

それでなのかツアーでは

午前中はクラフクでの自由行動か収容所の見学か

選べるようになっていました

私達のグループは

ひと組のご夫妻が

前日から体調を崩していたご主人のために不参加となりました

 
アウシュビィッツ強制収容所
収容所のゲートに書かれた「ARBEIT MACHI FREI」は「働けば自由になる」との意味
現在、世界中から観光客が押し寄せていて
なかなか見学の予約が取れないそうです
私達は朝一番の見学でした
 
 
 
 
 
 
 
毎日こんな狭くて薄暗い空を眺めながら開放の日を待っていたのでしょうか
 
 
 
 
胸が痛む
赤煉瓦の建物にポプラの木
百数十万人の命が無造作に奪われた場所
 
アウシュビィッツから約2㎞ほど離れたビルケナウ強制収容所
ユダヤ人を絶滅させるための殺人工場となった収容所です
「死の門」へと続く鉄道引き込み線
ここで汽車から降り
ガス室行きと働き手に選別されます
子供・老人・女性・病人は…へ直行
 
人間って…
なぜこんなにも冷酷になれるのだろう
見なくてもいい場所でしょうか
いえ、見るべき場所です
見学した人々が必ず何かを感じるであろう場所なのだから
 
珍しく明日も更新予定