我が家の大バカ息子②(次男)の

昨年、一昨年と怒涛のごとく続いていた

彼の周りの結婚ブームが、どうやら落ち着き

大バカ息子②自身が、何やら絶賛婚活中のご様子

彼に関するお話なんだけど

先日きのっぴぃさんの記事「小4算数」で思い出した

彼が小3だったと思う

個人面談に行った際、当時の担任の先生(女性)に


担当の担「U くんは算数が少々分かっていないみたいです。

  今習っている算数は数学の基礎になるので

  ここで分からなくなると数学で苦労する事になります。

  家庭での復習もしっかりやってください。」


的な内容だったと思う

当時は、まだ共働きだったため

じっくり家庭学習という訳にもいかず

近所で算数を教えてくれる

先生の自宅で4~5人の少人数で教えてくれる

いわゆる「塾」を探し

大バカ息子②に、担任の先生のおっしゃった事と

この塾の話をし、行ってみるかと本人の意向を尋ねた


次男「あーその塾、知っとる。○○くんが行っとるから行く!!」


勉強は嫌いだが、友達がいればいいらしい

塾へ通い始めてしばらくして、塾の先生に算数の理解度を尋ねたら


先生「ご心配いりませんよ!遅れてなんかいません。

  説明すれば、すぐに理解されてます。」


その後、彼は10年近くこの先生にお世話になる

人としてとても「馬」があったのだろう

この言葉がぴったりだと、私は思っている

この塾の先生は女性で、元小学校教諭

中学生の数学を中心に教えているが

小学生、高校生も希望があれば教えてくれる

大バカ息子②が高校生になった時

大学受験も考え、大手学習塾へ移るかと尋ねたが


次男先生の説明が一番よく分かるから、このまま通う。」


小3~高3まで足かけ10年、大学合格するまで通った

中・高を通し最も得意な教科は数学だった

最後の挨拶に彼と行った時

先生が「寂しくなる」と涙ぐみ

中学~大学1年の彼女ができるまで、長~い反抗期の中にいて

親に対してとても尖っていた彼もまた目を赤くしている

あぁそうだ、中学の卒業式で大号泣して以来の泣き顔

あの時は母ながらドン引きしつつ、わが息子が感激屋だったと知る

高校の卒業式でも期待を裏切ることなく真っ赤な目をしていた

さすがに号泣はしていない

でも卒業式で泣けるという事は、学生生活が充実していて楽しかった証拠

しあわせな奴である


彼は小・中・高・大学とそれぞれのカテゴリーで

良い先生に巡り合ってもいる

特に小6と、高校3年間お世話になったバスケ部顧問だった先生

どちらも男性

この二人がツートップで

いまだに尊敬し慕っている


彼は「人に恵まれる」という「星」を持っているように思う

それは、とてもラッキーで幸せな事である


いいはなし風で終わろうとしたのに


大バカ息子②が毎日残していく抜け殻

洗濯しないなら

たたんでいけよ((o(-゛-;)


オチ(?)がついたところで

お後がよろしいようでさいなら