これまでの人生を振り返って、
やはり最初の人生の岐路は高校入学の時だったと今になって思う。
小学校後半から中学生前半までは、
クラスの中では、ませてた方だったと思う。
体の発育も脳の発達も周囲に比べ大人びていた。
学校の成績も常に上位だった。
とくに努力しなくともテストの問題はスラスラ解けた。
小学校の高学年で身長がぐーんと伸び、
中学1年までは後ろから2,3番目くらい。
しかし中学2年で身長の伸びは止まり、周囲に身長はどんどん抜かされ、
いつのまにか前から数える方がはやくなっていた。
学生服は入学の時「伸びるから」と大きめに作ったものの
結局大きめのまま終わった。
中学での部活はサッカー部。
今から思えばサッカーが好きというより、
ただ仲良し連中と同じ部活をしたかったからだ。
サッカーそのものは上手くはなかったが、俊足を生かし
常にレギュラーだった。
ちょっとした自慢だが、小学6年では校内で最も足が速かった。
50mで6秒7か8くらいだったであろうか。
中学3年で100m11秒0(公式な記録ではないが)だった。
中学3年の夏休み。
どの部活も地区大会が開催される。
その地区大会で、今となってはホントに信じられない経験をしてしまうのである。