合戦談を聞く場合、たいていな者が大事なことは問わず、
枝葉のことばかり聞きたがる。誰が手柄を立てたとか、
誰を討ち取ったとか、そんなことばかりを聞きたがる。
一人武者の手柄話を聞いたとて、何の役に立とう。
部隊の駆け引き、戦の変化などを主眼にして聞いてこそ
合戦談も役に立つのだ。
竹中半兵衛はこんなことを言っている。
歴史のおもしろさもそこにあって
名を遺した人のしたことよりも
どうやって目的に達したのか
あるいは達することができなかったのか
どんな戦略で、どんな戦術で
というところがおもしろいし
それを学んで自分に生かすこともできる。