テレビで与謝蕪村のことをやっていた。
イッセー尾形がおもしろく演じていた。
俳諧の宗匠でもあり、画家でもある。
宗匠なのに貧乏で
句会で自分の句も批評させる。
人柄がしのばれる。
絵のように句を詠み、
句のように絵を描く。
絵は独学というからすごい。
手本にしたのは中国の絵で
中国っぽい絵が多くて、ちょっと抵抗はあるが
国宝にもなっている「夜色桜台図」は素晴らしい。
夜の雪景色に行燈の灯った家、
素人目にも詩情を感じる。
最愛の一人娘が離縁した直後に描かれたとのこと。
菜の花や月は東に日は西に
春の海終日のたりのたりかな
夏河を越すうれしさよ手に草履
有名な句がたくさんある。
白梅に 明る夜ばかりと なりにけり
死の床で、春を待ち望みながら残した最後の一句。
娘の行く末を案じながら
弟子に託したようだ。
弟子たちが、その後、娘の再婚に尽力したとのこと。
娘さんは幸せに過ごしたのだろうか。
そうであってほしいね。