昨夜NHKでドラマ化されていた話。
数知れない不幸の中での感動の逸話で
ブログに記録しておく。
震災当日、気仙沼市は巨大な津波に飲み込まれたあと、
船から漏れた重油が引火して発生した猛烈な火災に襲われた。
そのとき気仙沼市社会福祉協議会マザーズホーム園長の
内海直子さんらは同市の中央公民館に避難していた。
生まれたばかりの赤ちゃんから5歳児まで70人、
10日後に出産予定の妊婦や90歳以上の高齢者を含む
合計446人が取り残されいた。
唯一、通じた連絡手段が携帯メールだった。
内海さんは、イギリス・ロンドン在住の長男・直仁さんに
「火の海 ダメかも がんばる」とメールを打った。
携帯電話は電池切れ寸前だった。
母の危機的状況を察知した直仁さんは、ツイッターに書き込み、
奇跡を信じることにした。
「拡散お願いします!」障害児童施設の園長である私の母が、
その子供たち10数人と一緒に、
避難先の宮城県気仙沼市中央公民館の3階に
まだ取り残されています。下階や外は津波で浸水し、
地上からは近寄れない模様。もし空からの救助が可能であれば、
子供達だけでも助けてあげられませんでしょうか。
ツイートの輪はまたたく間に広がった。めぐりめぐって、
たまたまリツイートを見つけた東京在住の会社員、鈴木修一さんが
東京都知事宛にツイートした。
何百と届いていたツイートの中で、
そのツイートが目にとまったのは
3月12日の午前0時5分。
一読して直仁さんの文章の真実味が伝わったという。
5W1Hがしっかりしているから、
デマではなくおそらく間違いないと判断できたという。
都知事はすぐに東京消防庁の防災部長を呼び
「前例はないがすぐに行ってほしい」と提案した。
防災部長は、「やらなければいけませんね」と応じた。
ヘリは有視界飛行なので夜明けとともに捜索に向かうことになった。
ヘリが現場に到着すると、児童が10数人いると思っていたら、
予想外に446人もの人が取り残されていた。
その後、自衛隊ヘリも到着、自力で脱出した人も含め、
全員が救助された。